「マネーフォワードクラウド会計」データ連携やAIによる自動仕訳が高性能

※この記事は「ダイヤモンド働き方研究所」から移管されました。

マネーフォワードクラウド会計とは

マネーフォワードクラウド会計キャプチャ
出典:「マネーフォワードクラウド会計」公式サイト https://biz.moneyforward.com/

マネーフォワード社のクラウド会計・確定申告ソフトです。従来の会計のやり方を踏まえた上で、金融機関やオンラインサービスとの幅広いAPI連携やAIによる自動仕訳機能で、会計業務・経理業務を格段に軽減できます。

従来の会計のスタイルを踏襲しているので、多少なりとも会計の知識がある人は「振替電秒入力」に使いやすさを感じるでしょう。また複式簿記に慣れていない人には「簡単入力」が用意されていて、「借方/貸方」ではなく「収入/支出」、取引内容も「〇〇の代金を△△口座で支払った」など平易な説明で表示できるなど、初心者でも使いやすい入力方式も選択できるようになっています。

データの取り組みや自動仕訳機能の性能はライバルと比べても高いです。複数の明細の仕訳を一括で編集できる「一括編集/一括削除」の機能は便利です。自動仕訳では口座やクレジットカードの残高に変化が生じたタイミングで仕訳をしますが、AIが勘定科目の候補を表示しているので問題なければ「登録」か、計上する必要がなければ「対象外」のボタンを押すだけです。AIの精度はかなり良く、違っていた場合もいったん変更すれば以降の取引ではほぼ間違えません。

API連携でデータを取り込める金融機関やサービスは多いです。主要な金融機関はライバルもそう変わりませんが、電子決済(〇〇ペイ)/クラウドソーシング/アフィリエイト/eコマースといったサービスとの連携はマネーフォワードが最も充実しています。

サポートはチャットとメールで、パーソナルプラス以外は電話サポートはありません。ただし、同社のチャット応答率は97.2%、満足度は96.6%に上るし、電話でなければ解決しない問題はあまりありません。

料金は個人向けが3プラン、法人向けが3プランです。パーソナルミニは副業などで確定申告をする必要がある人向けです。パーソナルとパーソナルプラスの違いは電話サポートの有無ですが、操作方法に関する質問が対象で、仕訳や経理業務の相談ができるわけではありません。そう考えると年間24,000円の差額を払ってプラスを選んだ方がいい人はほとんどいないのではないでしょうか?

法人向けのスモールビジネス(小規模法人向け)とビジネス(中規模法人向け)の差は、部門登録数や仕訳の承認機能、口座残高照会・帳簿残高との突合せの有無、回収消込表の有無などです。なお、法人向けの最上位には「エンタープライズ」というプランがあり、債権管理や仕訳の承認機能・変更履歴/業務フローに合わせた権限管理機能などが付きます。上場企業やIPOを検討している企業向けで、料金は問い合わせて確認します。

料金・プラン

【個人】パーソナルミニ【個人】パーソナル【個人】パーソナルプラス【法人】スモールビジネス【法人】ビジネス
年払料金1万560円1万2936円3万9336円3万9336円6万5736円
月払料金1078円1408円4378円6578円
確定申告書/決算書の作成
銀行・クレジット明細の自動取込
部門登録2部門まで無制限
振込データ作成
消費税集計機能
口座残高照会・帳簿残高との突合
見積・納品・領収・請求書作成
毎月自動作成
回収消込表
請求書等の郵送1通190円1通170円1通170円1通180円1通170円
取引先の登録数15件まで上限なし上限なし上限なし上限なし
サポート(メール・チャット)
サポート(電話)
※価格は全て税込

個人向けの各プランにはマネーフォワードクラウドシリーズの経費/給与/社会保険/マイナンバーが、法人向けには加えて勤怠/社会保険などの機能が付帯します。

会社概要

マネーフォワードクラウド会計ロゴ
会社名株式会社マネーフォワード
代表者名辻 庸介
資本金2012年5月
所在地本社オフィス〒108-0023 東京都港区芝浦3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
URLhttps://corp.moneyforward.com/

構成=渡辺一朗 イラスト=タケウマ 編集=eon-net編集室

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