「クラウド会計ソフトfreee」簿記の難しさを感じさせない独特の操作感

※この記事は「ダイヤモンド働き方研究所」から移管されました。

クラウド会計ソフトfreeeとは

会計の初心者が最初につまづくであろう複式簿記の難しさを感じさせない構成です(それでも帳簿はしっかり複式簿記で完成します)。借方・貸方は「収入・支出」、売掛金・買掛金は「未決済」に言い換えられ、補助科目がなく「タグ」を付けるなどです。多少なりとも簿記をかじったことのある人には使いにくさを感じますが、初心者にはわかりやすいです。freeeを気に入るかどうかの最大のポイントは、この独自性を気に入るか否かで決まりそうです。

多くの会計ソフトでは取引の発生時と現金の出入があった時の2回記入する必要がありますが、freeeでは未決済で登録された取引で現金の出入りがあると自動で未決済→決済済になり、現金の出入りは表示されなくなります(消込)。取引の発生は同サービスで作る請求書の発行を以て記入になります。また、毎回内容が同じような取引(固定費の支払いや取引先への支払い・入金など)は「自動で経理」にしておけば、次回からは自動で仕訳→記帳されます。もちろんちゃんとできているか確認はできますが、やることのリストに出てこなくなるので、やり方次第でかぎりなく全自動に近づけていくことができます。

またスマホアプリが秀逸で、仕訳作業はもちろん領収書撮影→自動取込から確定申告までスマホだけで完結することができます。領収書を撮影してアップロードすると文字情報を読み取って仕訳登録してくれる機能は便利ですが、スマホから手入力するのでもそれほど苦にはなりません。

複式簿記の難しさを感じさせない作りはメリットですが、デメリットもあります。これは従来の簿記にオリジナルのカバーを被せて動かしているようなものなので、手直しや修正が必要になった時にはカバーを外してその下にある従来の簿記のやり方でいじらなければなりません。この作業は普段慣れていないだけにしんどく感じる人が多いと思われます。

会計freeeの料金・プラン

■個人向け

スタータースタンダードプレミアム
年払料金1万2936円2万6136円4万3780円
月払料金1298円2618円
確定申告書/決算書の作成・出力
請求書の作成
領収書の写真から自動仕訳△月5枚まで
消費税申告
月次推移/資金繰り/売掛・買掛レポート
サポート(メール・チャット)〇優先〇優先
電話サポート
税務調査サポート保証
乗り換えサポート
※価格は全て税込

■法人向け

ミニマムベーシックプロフェッショナル
年払料金26,136円52,536円525,360円
月払料金2,618円5,258円52,536円
ユーザー上限上限3人まで4人以上は追加料金(上限なし)10名以上は追加料金(上限なし)
決算書作成
見積・請求・納品書作成
請求書の定期・一括請求
従業員の経費精算機能
サポート(メール・チャット)
電話サポート
予実管理
申請経路の設定
※価格は全て税込

freeeの会社概要

会計freeeロゴ
会社名
freee株式会社
資本金161億603万円(資本準備金等含む)
従業員規模506名(2019年6月末時点)
所在地〒141-0031東京都品川区西五反田2-8-1 五反田ファーストビル 9F
設立年月2012年7月
URLhttps://corp.freee.co.jp/company/

構成=渡辺一朗 イラスト=タケウマ 編集=eon-net編集室

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