この記事の目次
Wevoxの口コミからわかる評判とは?
Wevoxとは、どのようなサービスなのでしょうか。
まず最初に、導入事例や利用者の評判を見てみましょう。

【Wevoxの評判まとめ】
◯ポジティブな意見
・現場の課題の可視化、部署ごとの定量的な数値計測ができた
・直感的に使える操作性がいい
・実名・匿名回答どちらにも設定可能なので、用途に合わせてアンケートを作成できる
△ネガティブな意見
・アンケートフォーマットのカスタマイズ性がもう少しあったらよかった。
・改善施策のアドバイスだけでなく、それを実践するための仕組みを提供して欲しい
Wevox導入企業のリアルな評判
Wevoxは2030社(2021年6月時点)が導入しています。
おもな導入企業としてはLINE、Yahoo! JAPAN、みずほ証券、sansan、zozo、三井住友銀行、LIXILなどがあげられます。
実際にWevoxを利用している企業担当者に、導入の経緯や得られた成果、製品への要望などを聞きました。
【良い口コミ】Wevoxの導入企業の評判
「フレックス制度を導入してほしい」「男性にもっと育休を取りやすい環境を整えてほしい」「ボーナスの水準に満足できていない」など、アンケートの自由回答を通して社員からの要望が出やすくなりました。
(IT関連、1000人以上、事務)
Wevoxはアンケートの回答が実名・匿名どちらにも設定可能です。
私たちの会社では社員一人ひとりの状態の変化を把握し、問題があればケアしたいので実名で行っていますね。特にフリーコメントに実名で回答してくる人は何か問題を抱えているはずなので、アラートの役割を果たしてくれます。実際に、個別に対応を行い問題を解決できたケースもあります。
アンケート結果をもとに改善策を自動でレコメンドしてくれる機能があるのですが、それを鵜呑みにせず自分たちでも対応を考えることが重要だと感じています。
(IT・情報通信 〜100人 経営企画)
Wevoxのサポート体制の満足度は10点満点中8〜9点。Wevoxの担当者の方から、サーベイ結果について分析する機会を提供していただき、一度調査結果のすり合わせを行なった。
担当者の方の印象もよく、これが無料でできることはありがたい。
(エンターテインメント/150〜200名程度)
満足度は高いです。
こういった機能を追加して欲しい、ヘルプページのこの件を載せて欲しいなどと頼むと数日で対応してくれます。しかも無料なので、不満はありません。専任のカスタマーサクセスの方が定期的にMTGを実施してくれます。
また、オンラインセミナーが毎月新しいコンテンツで実施されています。録画でいつでも見れるようにしてくれるので、欲しい時に欲しい情報が手に入る設計になっていると思います。
サービス自体の満足度はもちろん、サポート体制の満足度も高いです。
こういった機能を追加して欲しい、ヘルプページのこの件を載せて欲しいなどと頼むと数日で対応してくれます。しかも無料なので、不満はありません。専任のカスタマーサクセスの方が定期的にMTGを実施してくれます。
また、オンラインセミナーが毎月新しいコンテンツで実施されています。録画でいつでも見れるようにしてくれるので、欲しい時に欲しい情報が手に入る設計になっていると思います。
(オンライン営業システム/200~300人/経営企画室)
【悪い口コミ】Wevoxの導入企業の評判
アンケートのフォーマットをもう少しカスタマイズできたらと思うことが多々あります。アンケートの選択肢をもっと自由に作成できれば質問内容の精度もあがると思うのですが、今のシステムでは自由度が少なくやや不満を感じています
(IT関連、1000人以上、事務)
データをもとに、組織の生産性を改善するためのポイントをフィードバックしてもらえます。しかし、実践するのが容易ではないと思えるものが多いです。アドバイスだけでなく、それを実践するための仕組みを提供してもらえたら、もっと良いサービスになるのではないかと感じています。
(ITソフトウェア、1000人以上、営業)
サーベイ結果が出ても、事業部内で解決できるものとできないものがある。例えば「給料の納得感がある」という項目の数値が低かったとしても、それは早期に解決できる課題ではない。
そういう問題はすぐに打ち手が打てないのでもどかしく感じる。
(エンターテインメント/150〜200名程度)
Wevoxは社員や組織の状態把握やマネージャー育成などに有効であるようです。
一方で、アンケートのカスタマイズ性や、改善施策のサポートに対する不満が寄せられています。
Wevoxについてさらに詳しく知りたい方はこちらの資料がおすすめです。Wevoxに関する資料が一括ダウンロードできます。
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2. 詳しくわかるWevox
→サーベイ結果画面を含めた全73ページの資料
3. 1690社のエンゲージメントデータをもとにした業界特徴レポート
→業界別のエンゲージメントの特徴と対策をまとめた全15ページの資料
→ITインターネットサービス・システム運用・製造・人材・金融 の5業界
4.【無料特典】提案資料にも使える競合製品との比較表Excelテンプレート
5.【編集部独自調査】主要組織診断ツールの比較表
\Wevoxの無料資料/
\Wevox、モチベーションクラウド、Geppo 比較表/
Wevoxが向いている企業
- 成長フェーズにある企業
- 部署単位での導入を検討している企業
- 費用をなるべく抑えたい企業
- 試しにエンゲージメントツールを導入したい企業
会社が成長フェーズにあると、社員数が急増したり、組織改編が多くなったりしがちです。
コミュニケーションが希薄化し、望まない部署移動や慣れない仕事へのストレスなどで、社員のモチベーションは低下して離職者が増えやすくなります。
Wevoxを利用することで、悩みを抱える社員や問題のあるチームを顕在化させ、状況が深刻化する前に改善が図れるでしょう。
また、Wevoxは3人から契約ができるので、まずは一部の部署やチームで導入することが可能です。
利用料金は1人あたり月額300円となっており、初期費用はかかりません。
モチベーションクラウドやGeppoなどの他製品と比べてお得な料金設定になっています。
他製品は年間契約が多いなか、Wevoxは月単位で契約ができるので、導入後に合わないと判断した場合には翌月に解約が可能です。
組織の変動が大きく予算も限られているスタートアップやベンチャー企業などにもおすすめです。
Wevoxが向いていない企業
Wevoxが向いていない企業の特徴は以下の通りです。
- 社員のエンゲージメントを大まかに把握できればいい企業(詳細なデータは必要ない)
- 社員に極力負担をかけたくない企業
- 社員の入れ替わりがほとんどない企業
社員のエンゲージメントを大まかに把握できれば良い企業や、社員のタスクを最小限に留めたい企業は、1回3問のアンケートですむGeppoの方が向いています。
また、社員数が少なく長年メンバーが変わらない企業であれば、管理職が部下の状況を把握しやすい環境であることが多いので、Wevox導入の効果はあまり大きくないでしょう。
Wevoxは何が優れている?競合製品との比較
Wevoxの競合製品にはモチベーションクラウドとGeppoという製品があります。
競合のエンゲージメント管理ツールとは何が違うのでしょうか。比較しながらWevoxの特徴をまとめます。
Wevoxと何が違う?Geppo・モチベーションクラウドとの製品比較表
Wevox | Geppo | モチベーションクラウド | |
設問数(回答作業時間) | 16問(3分程度) | 3問(1分程度) | 128問(20分程度) |
匿名・実名設定 | ◯ | × | × |
閲覧権限の設定 | ◯ | ◯ | ◯ |
属性分析 | ◯ | ◯ | ◯ |
独自のアンケート作成 | ◯ | × | × |
プラン料金 | 月額300円/人 | 2万〜29万8000円※1 | 要問い合わせ |
無料トライアル | ◯ | ×※無料デモあり | ×※無料デモあり |
Wevoxは1回のアンケートにかかる時間は3分程度です。回答者の作業負担を最小限にとどめながら、社員や組織の状態に関する詳細なデータがとれます。
回答は匿名・実名どちらにも設定可能であり、カスタムサーベイ機能を使えば独自のアンケートが作成できるのもWevoxの特徴です。
プラン料金が安く、月単位で契約が可能。3人から利用できるので、他の製品と比べて導入のハードルは低いといえるでしょう。また、Wevoxは無料トライアルが1ヶ月間用意されており、実際に製品を利用し操作性や機能を確認したうえで導入の判断ができます。
Wevoxとモチベーションクラウドの具体的な違い
Wevox | モチベーションクラウド | |
設問数(回答作業時間) | 16問(3分程度) | 128問(20分程度) |
匿名・実名設定 | ◯ | ー |
閲覧権限の設定 | ◯ | ◯ |
属性分析 | ◯ | ◯ |
独自のアンケート作成 | ◯ | ー |
プラン料金料金(社員数200人の場合) | 月額300円/人 | 要問い合わせ |
無料トライアル | ◯ | ー※無料デモあり |
モチベーションクラウドは、基本的にコンサルティングサービスが付くため、Wevoxより料金が高めです。コンサルティングがサーベイ結果の分析などを行ってくれるのでより精度の高い施策が打てます。
その点Wevoxは月額300円/人から利用でき、比較的安価に導入できます。とはいえサーベイの質が落ちるわけではなく、コンサルティングサービスがなくても自社内で改善のサイクルが生まれるようにサーベイが設計されています。もちろんコンサルティングのサービスも用意されているので、サーベイ結果の分析に迷った時に利用することもできます。
モチベーションクラウドからWevoxに乗り換えた企業の例
コストと使い勝手が決め手。十分に現場課題の可視化ができている
Q 導入の背景を教えてください。
元々、従業員のエンゲージメントを把握したいと考え、知り合いの会社の紹介でモチベーションクラウドを利用し、四半期に1回の調査を行っていた。だが、感染症拡大により自社の業績に影響が出始め、コスト削減を目的にモチベーションクラウドの導入を一次的にやめた。
しかし、世の中の状況もあり、離職率の増加、体調不良の社員の増加など、社員の健康状態の把握や管理ができていない状態だった。当時、感染症による影響が思っていた以上に回復傾向にあったので、現場の従業員満足度やエンゲージメントの可視化を再び決意したという背景がある。
Q モチベーションクラウドから乗り換える決め手となったことを教えてください。
コストと使い勝手。
アイミツの結果、Wevoxの方がモチベーションクラウドよりも安かった。また、使い勝手がいいという知り合いの人事関係者の話を聞いたのも決め手となった。
利用料金は人数×料金の料金のみ。
正規雇用者の約100名を対象としているので、月額3万3000円ほど。
Q Wevoxを導入するメリット、導入して良かった点を教えてください。
コロナ×リモートワークがスタンダードになっていると、会社の組織状態や健康状態を把握するのが難しい。それを一定可視化して上長などに定量的に報告できるので導入してよかったと思っている。
部署別、入社年次別など色々なセグメントでの調査を月一回行っており、現場の課題の可視化、部署ごとの定量的な数値計測はできている。できればリモートワークが始まる前に計測ができていたら変化がわかってよかったと思う。あとは直感的に使える操作性がいい。
あとはslackと連携が便利。管理者権限では「サービス集計が終わりました」「サーベイが開始されました」「アンケート回収率が◯%なので未回答者へのリマインドをおこなってください」などの通知がくるように設定している。
Q Wevoxを導入するデメリット、製品に対する不満を教えてください。
Wevoxだけの問題ではないが、ただの「部長の通信簿」になっているのではないかと思う。事業部長によって点数が変わったりもするので、評価されるツールが増えたと感じる事業部長もいる。数字で出るメリットはある一方で、組織課題が透明化されることのデメリットも一定ある。
数値が可視化されたところで、事業部長が解決できる課題とできない課題がある。例えば「理念への共感が低い」という課題が上がっても、伝え方の問題なのか、そもそも理念に共感できていない従業員が多いのかまではわからない。といったことである。
(エンターテインメント/150〜200名程度)
WevoxとGeppoの具体的な違い
Wevox | Geppo | |
設問数(回答作業時間) | 16問(3分程度) | 3問(1分程度) |
匿名・実名設定 | ◯ | ー |
閲覧権限の設定 | ◯ | ◯ |
属性分析 | ◯ | ◯ |
独自のアンケート作成 | ◯ | ー |
プラン料金料金(社員数200人の場合) | 月額300円/人 | 2万〜29万8000※1 |
無料トライアル | ◯ | ー※無料デモあり |
Geppoの設問数(回答時間)を見ると、Wevoxより簡単にサーベイが実施できます。また、人数が多いほどディスカウントされる料金体系なので、従業員数が1000人規模であればGeppoの方がより低価格で回答者の負担も少なく導入することができます。
1000人の場合 →29万8000円(1人当たり298円)1001人以上は要問い合わせ |
しかし、Geppoは設問項目が少ない一方、サーベイ結果も非常にシンプルです。組織の状態をより詳細に分析したい企業には不向きです。料金の手軽さとサーベイ結果の充実度のバランスではWevoxの方が優れているといえます。
GeppoからWevoxに乗り換えた企業の例
個人+組織どちらの状態も分析できるWevoxへ移行
Q 導入の背景を教えてください。
我々の会社ではもともとGeppoを使っていたのですが、当時は組織診断機能が備わっておらず従業員一人ひとりのコンディションチェックとしてしか使えませんでした。個人の状態だけでなく会社全体のコンディションも把握したかったので、組織の状態も分析できるWevoxに変更しました。
人事マネージャーが導入を決定してから運用が開始するまでは1か月くらいでした。
Q Wevoxはどのような用途で使用していますか。
現場の管理職:社員や組織の現状を客観的に把握するため
人事:顕在化された課題に対する打ち手を考えるため
など利用する部署によって様々な使い方をしています。また、マネージャー育成の役割も兼ねています。どのレイヤーのマネージャーがどのような対応をするのかを検討する際に役立てています。Wevoxの専任をつけ、毎月スコアを確認してもらっています。
Q Wevoxを導入するメリット、導入して良かった点を教えてください。
組織の状態が見えるようになりました。
会社や自社プロダクトへの評価は高くても、成長実感のスコアが低いといった根深い問題があることがわかりました。組織に貢献に関する項目のスコアが低い人が離職する傾向にあることが掴めてきたので、これから改善へとつなげていきたいと思っています。また、管理職の人たちが客観的な目線を持つようになったのも大きかったと思います。
Q Wevoxを運用する際のポイントを教えてください。
組織診断ツールは現場と一緒に運用しなくてはいけないツールです。
サーベイをスタートする前に、従業員のマインドをセットしておくことが重要だと思います。現場の協力がないと成り立たないので、閲覧権限の設定には気をつけています。サーベイは実名で実施していますが、人事のごく一部しか名前は見れない設定するなど配慮をしています。
また、運営側と現場が共通の組織課題をしっかりと認識していること、もしくは、認識したいというベクトルが揃っていることも大事です。
(オンライン営業システム/200~300人/経営企画室)
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エンゲージメントを高められるWevoxとは?基本情報と4つの特徴
Wevoxは社員のエンゲージメントを管理するクラウド型(インターネット上でサービスを利用できる仕組み)の従業員サーベイシステムです。読み方はWevox(ウィボックス)です。
Wevoxを導入することで、社員のエンゲージメントや組織の状態を見える化し改善が行えるようになります。
もっと詳しく知りたい方は、Wevoxに関するサービス紹介資料4点の無料ダウンロードをご利用ください。一部公式サイトには載っていない内容もあるのでぜひ活用してください。
\ Wevox、モチベーションクラウド、Geppo 徹底比較表/
エンゲージメントとは?
エンゲージメントとは、社員の主体性を測る指標であり、組織や仕事に対してどれくらい熱心でいるかを表す心理状態のことです。
社員一人一人のエンゲージメントが高いと、企業にとってプラスの影響が与えられます。一方でエンゲージメントが低い状態が続くと、生産性の低下や社員の離職に繋がってしまいます。従業員サーベイシステムを活用して、エンゲージメントを高めることは人材の流出を防ぐことや、社員の仕事に対するモチベーション向上によるサービスの質の向上など様々なメリットがあります。
Wevoxの4つの特徴
Wevoxのおもな特徴として以下の5つがあげられます。
- アンケートの回答は実名・匿名どちらにも設定可能
- 属性ごとに分析ができる
- 無料サポートが充実している
- アンケートの回答が簡単で料金が安い
①回答は実名・匿名どちらにも設定可能
Wevoxはアンケートの回答が、実名・匿名のどちらにも設定できます。
一人ひとりの状態を把握したいならば実名回答、部署ごとの状態がわかれば良いならば匿名回答といったように、目的にあわせて使い分けると良いでしょう。
②属性ごとに分析ができる
回答結果はリアルタイムで集計され、部署、役職、入社年度など属性ごとにスコアを出せます。
問題の所在が特定しやすいので、迅速な対応が可能です。
③無料サポートが充実している
Wevoxを契約した後は、カスタマーサクセスの専任担当者が付き、導入から運用までをサポートしてくれます。
エンゲージメントを向上させるための知識や基本的な操作方法を教えてくれたり、分析レポートの作成をサポートしてくれたりなど、幅広い支援が受けられます。
④アンケートの回答が簡単で料金が安い
Wevoxのアンケートは1回あたり回答時間が3分程度です。
同じエンゲージメント管理ツールである「モチベーションクラウド」のアンケートは120問以上で、回答には20分程度かかります。それと比較するとWevoxの回答時間は1/6以下です。
また、比較検討されることの多いエンゲージメント管理ツールの「Geppo」よりは設問数は多くなりますが(Geppoは1回3問)、その分詳細なデータが収集できるので分析においてはWevoxの方が優れています。
また、「モチベーションクラウド」や「Geppo」と比べて、Wevoxはプラン料金が安いのも魅力でしょう。
Wevoxのプランと料金
ここからはWevoxのプラン内容と料金、オプションサービスについて解説していきます。
Wevoxのプランは2つ
Wevoxには「Basic Plan」と「Professional Plan」の2つのプランが用意されています。
各プランの機能と料金は以下の通りです。
【Wevoxのプランと料金】
Basic Plan | Professional Plan | |
---|---|---|
集計・分析機能・リアル集計・属性比較・改善実施案 など | ◯ | ◯ |
配信機能・自動配信設定・回答期間指定・自動リマインド など | ◯ | ◯ |
カスタマイズ機能・閲覧権限設定・属性比較グループ階層設計・カスタムサーベイ など | ◯ | ◯ |
数値分析や施策実施のサポートなど | ー | ◯ |
料金 | 月額300円/人 | 要問い合わせ |
Professional Planは上位プランで、Basic Planが備えている機能はすべて使えます。
加えて、集計結果の分析、組織課題の特定、改善施策の提案や効果測定といったサポートが受けられるのが特徴です。
どちらのプランも3名から利用でき、契約は月単位と年単位どちらでも可能です。
まずは一部の部署やチームから導入してから全社での利用を検討してみても良いでしょう。
WevoxとGeppo・モチベーションクラウドの料金比較
Wevoxはお手頃な料金設定が特徴です。
エンゲージメント管理ツールである、Wevox、Geppo、モチベーションクラウドのプラン料金を比較してみましょう。
【プラン料金比較(従業員が200人の場合)】
Wevox | Geppo | モチベーションクラウド | |
---|---|---|---|
月額プラン料金 | 6万円(1人300円) | 10万8000円(1人540円) | 要問い合わせ |
他の2つの製品と比べてWevoxはプラン料金が安いです。
モチベーションクラウドは要問い合わせとなっていますが、利用者や導入検討者によれば3つの中で一番高い料金となっているようです。
また、他製品では料金が100人などの単位で設定されているケースが多いですが、Wevoxは1人単位の料金なので無駄なコストがかかりません。
さらに、年間契約だとプラン料金が10%オフになるため、Wevoxはお得だといえます。
Wevoxの運用サポートサービス
Wevoxでは製品を効果的に活用するために、「活用支援パック」と「Engagement Run!」という運用サポートのサービスが用意されています。
各サービスの利用料金やサービス内容は下記の通りです。
【運用サポートサービスの内容と料金】
活用支援パック | Engagement Run | |
---|---|---|
サービス内容 | ・分析レポートの作成 ・エンゲージメント改善施策の設計 ・社内メンバー向けトレーニング など | ・オンラインセミナー ・交流イベント など |
料金 | トレーニングプログラム15万円〜/1回 | 月額1万円/人 |
活用支援パックでは、カスタマーサクセスの専任担当者が運用をサポートしてくれます。
運用体制の構築だけでなく、エンゲージメントを高めるためのプロジェクト設計なども行ってもらえます。
さらに、分析結果のレポート作成、トレーニングセミナー、定期相談会など、さまざまなサポートプログラムが用意されており、必要に応じた支援を受けられるのが特徴です。
また、有料ですが運用担当者やマネージャー向けのトレーニングプログラムもあり、オンラインで経験豊富なトレーナーから学べる環境が整えられています。
もう一方のEngagement Run!は、2030社(2021年6月時点)に及ぶ導入企業の改善実績から培ったエンゲージメントを高めるコツなどをオンラインで学べるサービスです。
セミナー形式のプログラムなので、疑問があればその場で質問しながら理解を深められます。
1ヶ月の無料トライアル
Wevoxには、1ヶ月の無料トライアル期間が用意されています。
アンケートや分析などの有料機能やサービスを実際に試したうえで導入の可否を判断できます。
運用の障害となりそうなものを事前に把握し解消できるので、導入を検討する際には利用してみましょう。
\Wevoxの無料トライアルを見る/
Wevoxの機能・使い方・導入効果
Wevoxの機能を紹介していきます。
効果的に運用するためのポイントについても解説するので参考にしてください。
Wevoxの注目機能
Wevoxの注目機能として以下の5つをピックアップしました。
- リアルタイムの集計機能
- ビッグデータ解析による分析機能
- 自動配信設定とリマインド機能
- カスタムサーベイ機能
- 回答者へのフィードバック機能
それぞれ解説していきます。
①リアルタイムの集計機能
Wevoxではアンケートの回答がリアルタイムで集計されて社員や組織の状態がスコア化されるので、すぐに結果をチェックし改善に向けて対応がとれます。
②ビッグデータ解析による分析機能
アンケートの回答はビッグデータ解析によって分析されます。
分析結果は、部署、役職、入社年度、年齢など属性別に出すこと可能です。
また、集計結果をもとにどの項目を改善すればよいのかをAIがアドバイスしてくれるので、か改善施策の実施へスムーズにつなげていけるでしょう。
③自動配信設定とリマインド機能
アンケートは事前に日時を設定すれば自動で配信が行えます。
メールだけでなく、Slack、LINE WORKS、Facebook Workplaceでも通知ができます。
利用しているチャットツールに合わせて活用しましょう。
また、回答期日が近づくとリマインドが自動送信される機能があるので、アンケートの回答率を高められます。
④カスタムサーベイ機能
Wevoxでは全社共通アンケートの他に、カスタムサーベイ機能によって質問項目を独自に作成したオリジナルのアンケートを実施できます。
質問の上限数は50問で、質問形式は7段階の選択肢方式と自由記述で設定が可能です。
ただし、全社共通のアンケートでは質問事項の変更はできないので注意しましょう。
⑤回答者へのフィードバック機能
アンケートに回答すると、自分のエンゲージメントの推移や特徴を確認できます。
自分の状態を把握し改善への意識を持つことで、主体的に仕事へ取り組めるようにするための機能です。
Wevoxの4つの使い方を解説
Wevoxを効果的に運用するために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
- 現場社員と人事の課題認識を揃える
- 回答結果の閲覧権限の設定に注意する
- カスタマーサクセスを利用する
①現場社員と人事の課題認識を揃える
「組織にどのような課題があるのか」「なぜWevoxを導入するのか」、現場社員と人事が共通の認識を持てていないと運用はうまくいきません。
現場社員の理解が得られていないまま導入してしまうと、アンケートの回答の精度や回答率が下がり、十分な効果を得られなくなってしまいます。
担当者は現場社員とコミュニケーションを重ねながら、丁寧に運用していく必要があります。
Wevoxをうまく運用するには、運用する側と現場が共通の組織課題を持っておくことが大事だと思います。私の会社では共通の認識を持てておらず、導入直後に失敗しかけました。
(オンライン営業システム 200~300人 経営企画室)
アンケートの前に組織が抱える課題をある程度推測しておくことが重要です。自分の経験から問いを立てて、その客観的な裏付けをとるためにアンケートを使うべきだと思いました。
そうしないと、データが多いばかりにアンケート結果に振り回されてしまい、意思決定がむしろ難しくなってしまうのではないかと思います。
(ITソフトウェア 1000人以上 営業)
②回答結果の閲覧権限の設定に注意する
運用にあたって見落としがちなポイントとして、閲覧権限の設定があげられます。
回答者の立場からすれば、直属の上司が自分のアンケート結果を確認できる状態だと、なかなか本音で回答できないものです。
閲覧権限を付与するのは一部の人事担当者に限定するなどして、正直に回答してもらえる環境を整えましょう。
回答結果の閲覧権限が誰に与えられているのかを事前に知らせておくことも、社員に安心して回答してもらうために重要です。
③カスタマーサクセスを利用する
カスタマーサクセスのサポートをうまく利用することで運用をスムーズ行えます。
Wevoxのカスタマーサクセスは専任の担当者がつき、定期的にミーティングを実施してくれます。日々の運用で生じた疑問を解消しましょう。
Wevoxはカスタマーサクセスの人が専任でつき、定期的にMTGしてくれるので何かあればそこで相談しています。「こういった機能を追加してほしい」「ヘルプページにこの件を載せてほしい」と頼むと数日で対応してくれるのでありがたいです。
(オンライン営業システム 200~300人 経営企画室)
Wevoxを導入する効果
Wevoxのおもな導入効果は以下の3つです。
- 社員のエンゲージメントや組織状態の可視化と改善
- マネージャーなど現場管理職の育成
- 生産性の向上と離職率の低下
各ポイントについて、それぞれ解説します。
①社員のエンゲージメントや組織状態の可視化と改善
組織に課題があると感じていても、その課題を具体的に特定できないと対応できません。
Wevoxでは9つの指標(職務、自己成長、健康、支援、人間関係、承認、組織風土、理念戦略、環境)や項目ごとにアンケート結果がスコアで表示されるため、社員や組織がどのような課題を抱えているのかを把握し改善施策を行えます。
②マネージャーなど現場管理職の育成
Wevoxはマネージャーや管理職の育成にも役立ちます。
アンケート結果は属性ごとにスコアを出せるので、課題を抱える部署やチームが特定できます。
マネージャーや管理職がメンバーとコミュニケーションを取りながら、部署やチームの課題解消に取り組むことで、リーダーシップやマネジメント力を高めていけるでしょう。
③社員の生産性と離職率の低下
社員のエンゲージメントをうまく管理できれば、仕事へのモチベーションがアップし、生産性の向上や離職率の低下にもつながっていきます。
また、優秀人材の流出や採用・育成にかけたコストが無駄になるのも防げるでしょう。
Wevoxの運営会社
Wevoxを運営しているのは、東証一部に上場している株式会社アトラエです。
アトラエは、CMでもおなじみのIT・Web業界の求人メディア「Green」や、ビジネスパーソン向けのマッチングアプリ「yenta」などを運営しています。
企業名 | 株式会社アトラエ(東証一部) |
代表者 | 代表取締役CEO 新居佳英 |
設立 | 2003年10月 |
資本金 | 1123百万円 |
所在地 | 〒106-0045 東京都港区麻布十番1-10-10 ジュールA 8F |
コーポレートサイト | https://atrae.co.jp/ |
まとめ
Wevoxは社員のエンゲージメントと組織の状態を管理できるツールです。
アンケート機能をうまく活用することで自社が抱える課題を見える化できます。
集計機能や分析機能も充実しているため、改善施策へとつなげていくことができます。
1ヶ月間の無料トライアル期間があり、3名から利用できるので導入のハードルが低く、企業規模に合わせた運用が行えるのも特徴です。
まずは部署やチームで運用して、効果を見極めてから全社的な導入を検討してみるのも良いでしょう。
\多くの企業でwevox導入/