無料で使えるグループウェア11選を徹底比較!完全無料の製品も紹介

グループウェアをぜひ導入したいが予算がない
まずは、無料で使えるグループウェアを導入して効果を確かめたい

グループウェアを導入しようと思っても、予算の面で難しいこともありますよね。また、本格的にグループウェアを導入する前に、まずは無料で使える製品を試してみたいと考えている人もいるでしょう。

本記事では、編集部がおすすめする無料で使えるグループウェアを詳しく紹介します!ぜひ製品選びの参考にしてみてください。

グループウェアトップアイキャッチ

グループウェアの選び方や導入メリットを知りたい方はこちら

グループウェア6製品を徹底比較|選び方とメリットを紹介

グループウェアとはアイキャッチ

グループウェアとは何かをおさらいしたい方はこちら

グループウェアとは?|主な機能や導入メリットをわかりやすく解説

無料グループウェアは3タイプある

そもそも「無料で使えるグループウェア」と一口にいっても、大きく3つのパターンがあります。

無料グループウェアの種類

(1)完全無料型

基本機能の全てを制限なく無料で使えるグループウェアです。有料の製品と比べると機能の面で見劣りするところもありますが、自社が求める条件を満たしていれば導入する価値は十分にあります。

↓【完全無料】無料で使えるグループウェア3選を今すぐ見る↓

(2)制限つき無料型

有料のグループウェアですが「無料プラン」を提供している製品もあります。使えない機能があったり、ユーザー数やストレージ容量に制限を受けたりしますが、完全無料型にはない製品独自の機能が使えるのが強み。有料プランを導入する前に試験導入(トライアル)感覚で、無料プランを使ってみるのも手です。

↓【制限あり】無料で使えるグループウェア6選を今すぐ見る↓

(3)オープンソース型

オープンソースとは、ソフトウェアを構成しているプログラムである「ソースコード」が一般公開されているソフトウェアのこと。ソースを書き換えることで、新しい機能を追加するなど、自由にカスタマイズできるのが特徴です。

↓オープンソース型グループウェア2選を今すぐ見る↓

【完全無料】無料で使えるグループウェア3選

完全無料のグループウェアの中でも、編集部おすすめの3製品をピックアップしました。以下で紹介する3製品は、無料ながら豊富な機能を備えています。コストを抑えつつ、使い勝手もいい製品を探しているなら、こちらの製品の中から検討してみましょう。

【製品比較表】

製品名R-GROUPGRIDYe-Broad office
ユーザー登録数制限なし制限なし制限なし
スマートフォン対応一部対応
チャット・メッセージ
タスク・ToDo管理
メール50MBまで
掲示板
ノート・マニュアル作成
スケジュール管理
ファイル・ストレージ
ビデオ通話
ワークフロー
タイムカード
アンケート作成
その他機能タイムライン機能
名刺管理
シフト管理
など
設備予約
議事録作成
備品管理
など
大容量ファイルの送信
アドレス帳
在籍確認
など

使いやすくて多機能な無料グループウェア「R-GROUP」

R-GROUPキャプチャ
出典:「R-GROUP」公式サイト https://jp.r-group.com/

【製品情報・機能対応表】

製品名R-GROUP
運営会社Rグループ株式会社
公式サイトhttps://jp.r-group.com/
ユーザー登録数制限なしスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ
チャット・メッセージビデオ通話
タスク・ToDo管理ワークフロー
メールタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成その他機能タイムライン機能
名刺管理
シフト管理  など

【R-GROUPの特徴】

  • シンプルなUIで使いやすい
  • 完全無料ながら機能の網羅性が高い
  • 英語など主要11言語に対応している

R-GROUPの強みは、無料ながら備わっている機能が多いことです。UIもシンプルで使い勝手がよく、タイムライン機能で情報を更新順に表示できるので、見逃しリスクも軽減できます。

ユーザー数やストレージ容量も無制限で、非常にコストパフォーマンスが高いグループウェアといえるでしょう。ただし、有料のグループウェアには備わっていることの多い、Web会議システムや安否確認機能といった機能は備わっていません。

20以上の機能が完全無料「GRIDY」

GRIDYキャプチャ
出典:「GRIDY」公式サイト https://ksj.co.jp/knowledgesuite/free/index.html

【製品情報・機能対応表】

製品名GRIDY
運営会社ナレッジスイート株式会社
公式サイトhttps://ksj.co.jp/knowledgesuite/free/index.html
ユーザー登録数制限なしスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ
チャット・メッセージビデオ通話
タスク・ToDo管理ワークフロー
メールタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成その他機能設備予約
議事録作成
備品管理  など

【GRIDYの特徴】

  • 完全無料ながら機能の網羅性が高い
  • セキュリティ機能が豊富
  • スマホアプリを使うには有料プランへの加入が必要

GRIDYの強みは、無料ながら機能が豊富なことです。グループウェアに求める機能は、ほとんど備わっているので、導入後に「この機能が装備されていない」という心配はありません。

セキュリティは、ISO27001(ISMS)に準拠。無料ながらアクセス制限機能やデータ通信暗号化、グループごとの管理者設定などセキュリティ機能が豊富なので「セキュリティが不安…」という人も安心して使うことができるでしょう。

ただし、スマートフォンアプリには非対応。スマートフォンアプリを使うには、GRIDYの特別有料プランである「Knowledge Suite」の登録が必要です。

在籍管理機能がある「e-Broad Office」

e-Broad Officeキャプチャ
出典:「e-Broad Office」公式サイト https://gw.e-broad.jp/

【製品情報・機能対応表】

製品名e-Broad Office
運営会社イーブロードコミュニケーションズ株式会社
公式サイトhttps://gw.e-broad.jp/
ユーザー登録数制限なしスケジュール管理
スマートフォン対応一部対応ファイル・ストレージ
チャット・メッセージビデオ通話
タスク・ToDo管理ワークフロー
メール50MBまでタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成その他機能ファイル送信(50MBまで)
アドレス帳
在籍確認  など

【e-Broad Officeの特徴】

  • 無料のグループウェアながら在籍管理機能がある
  • 一部の機能はスマートフォンに対応している
  • 主要機能以外の機能数は少ない

先に紹介した「R-GROUP」や「GRIDY」にはない「在籍管理機能」が備わっているのが、e-Broad Officeの強みでしょう。機能の網羅性という点では物足りなさはありますが、最大50MBまでのファイル送信機能や、アドレス帳機能などはあり、一通りの情報管理は行えます。

スケジュール管理、ToDoリスト、アドレス帳など一部機能は、スマホからも操作可能。無料製品でスマホに対応している製品はあまりないので、「e-Broad Office」の強みになっています。

【制限あり】無料で使えるグループウェア6選

無料プランのグループウェアを検討する際、まず確認しなければならないのは

  1. 無料プランで使い続けることを想定している
  2. 無料プランは試験導入で有料プランでの導入を視野に入れている

のどちらであるかとう点です。

無料プランの製品は、それぞれの製品によって制限内容はさまざま。どちらを目的としているかによって、重視すべきポイントは変わってきます。

「1.無料プランで使い続けることを想定している」ユーザーの場合

…会社規模と照らし合わせて、ユーザー数やストレージ容量の制限を受けても問題なく運用できるか?

「2.無料プランは試験導入で有料プランでの導入を視野に入れている」ユーザーの場合

…無料プランであっても使える機能は豊富にあるのか?

無料プランでも比較的制限の少ない製品や、使える機能が豊富にある製品を編集部が6製品ピックアップしました。気になる製品をぜひチェックしてみてください。

【製品比較表】

StockZoho ConnectiQubeLINE WORKSサークルスクエアenclo
ユーザー登録数制限なし25人まで10人まで100人まで制限なし5人まで
スマホ対応
チャット・メッセージ3グループまで
タスク・ToDo管理3ボードまで
メール
掲示板
ノート・マニュアル作成20ノートまで3マニュアルまで
スケジュール管理
ファイル・ストレージ1GBまで10GBまで30MBまで5GBまで300MBまで300MB/人まで
ビデオ通話4人まで最大60分4人まで
ワークフロー
タイムカード
アンケート作成
その他の機能社外メンバーとの連携
メール自動転送
Slack連携
など
日本語、英語、中国語など19ヶ国語対応
など
ニュース機能
検索機能
社内wiki
など
1対1での画面共有
アドレス帳管理機能(簡易版)
など
ブログ作成
未読管理
ホームページ作成
など
メモ機能
など
※機能は無料プランの場合

ノート形式で情報をストックできる「Stock」

Stockキャプチャ
出典:「Stock」公式サイト https://www.stock-app.info/

【製品情報・機能対応表】

製品名Stock
運営会社株式会社Stock
公式サイトhttps://www.stock-app.info/
ユーザー登録数制限なしスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ1GBまで
チャット・メッセージビデオ通話
タスク・ToDo管理ワークフロー
メールタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成20ノートまでその他機能社外メンバーとの連携
メール自動転送
Slack連携  など
※機能は無料プランの場合

【無料プランで制限されるおもな機能】

  • ノート数(20ノートまで)
  • ストレージ(1GBまで)
  • 2段階認証機能
  • ユーザー管理機能

【Stockの特徴】

  • チャットで流れる情報をノート形式で蓄積できる
  • Slackと連携し、ワンボタンでチャットをノート形式にできる

Stockという名の通り、情報を蓄積していくことに特化したグループウェアです。

チャット形式で情報を共有しても、後から見直す際に探すのに苦労してしまうもの。しかし、Stockは重要な情報をノート形式で保管できるので、探す手間を大幅に削減できます。

ただし、無料プランはノートが20件まで、テンプレート作成は3種類までに制限。特にノート数はすぐに上限を超えてしまうため、無料プランは有料プランの導入を前提に使用感を確かめるトライアルと考えた方がよいでしょう。

GoogleやSlackの情報も一元管理「Zoho Connect」

Zoho Connectキャプチャ
出典:「Zoho Connect」公式サイト https://www.zoho.com/jp/connect/

【製品情報・機能対応表】

製品名Zoho Connect
運営会社ゾーホージャパン株式会社
公式サイトhttps://www.zoho.com/jp/connect/
ユーザー登録数25人までスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ10GBまで
チャット・メッセージ3グループまでビデオ通話4人まで
タスク・ToDo管理3ボードまでワークフロー
メールタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成3マニュアルまでその他機能日本語、英語、中国語など19ヶ国語対応
Office機能(Microsoft Officeと互換性あり)  など
※機能は無料プランの場合

【無料プランで制限されるおもな機能】

  • ユーザー数(25ユーザーまで)
  • チャット・メッセージ(3グループまで)
  • タスク・ToDo管理(3ボードまで)
  • マニュアル作成(3マニュアルまで)
  • 外部サービスアプリ連携(10アプリまで)
  • ビデオ会議(参加数4人まで、画面共有不可、外部ユーザー向けビデオ会議不可)

【Zoho Connectの特徴】

  • SlackやGoogleドライブ、HubSpotなどの外部ツールと連携して一元管理できる
  • 小規模運用であれば無料プランでも不自由が少ない
  • Microsoft Officeと互換性のあるOffice機能がある

Zoho Connectは、カレンダー、チャット、ファイル共有、エディターなどZoho各種アプリのハブとなるグループウェアです。SlackやGoogleドライブ、HubSpotといった外部ツールと連携も簡単で、Zoho Connectで一元管理できます

また、Office機能はMicrosoft Officeと高い互換性があります。WordやExcelで作成したデータは、そのままZoho Connectに取り込み、ツール上で閲覧や共同編集が行えます。

無料プランは、ユーザー数やチャットグループ数などに上限がありますが、小規模な組織であれば十分。規模拡大に合わせて有料プランに移行することを想定し、スモールスタートする企業におすすめです。

ユーザー数とストレージ以外は有料プランと同等「iQube」

iQubeキャプチャ
出典:「iQube」公式サイト https://www.iqube.net/

【製品情報・機能対応表】

製品名iQube
運営会社株式会社ガイアックス
公式サイトhttps://www.iqube.net/
ユーザー登録数10人までスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ30MBまで
チャット・メッセージビデオ通話
タスク・ToDo管理ワークフロー
メールタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成その他機能ニュース機能
検索機能
社内wiki機能  など
※機能は無料プランの場合

【無料プランで制限されるおもな機能】

  • ユーザー数(10人まで)
  • ストレージ(30MBまで)

【iQubeの特徴】

  • 無料プランでも機能制限なく使える(ただし、ストレージ容量などは制限あり)
  • 直感的に操作できるシンプルなUI設計
  • 無料プランでも全ページSSL(暗号化通信)に対応

iQubeの大きな特徴といえるのが、無料プランでも有料プランと同じ機能を使えるという点。ただし、ユーザー数やストレージ容量の制限は厳しめなので、本格運用は想定せず、無料プランは試験運用と割り切った方が無難です。

UIはとてもシンプルで装飾もほとんどなく、一見すると地味と思う人もいるかもしれません。しかし逆をいえば、利用者のITリテラシーに関わらず、誰でも迷わずに使えるというメリットがあります。公式サイトには、キャプチャ付きのマニュアルも用意されているので、気になった人はぜひ確認してみましょう。

セキュリティに関しては、全ページSSL(暗号化通信)に対応。サーバーは24時間体制で監視されており、無料プランも有料プランも差はありません。権限管理もユーザー1人ごとにアクセス権限を細かく設定できるため、特定のグループだけに資料を共有するといったことも簡単に行えます。

LINEのビジネス版「LINE WORKS」

キャプチャ
出典:「LINE WORKS」公式サイト https://line.worksmobile.com/jp/

【製品情報・機能対応表】

製品名LINE WORKS
運営会社ワークスモバイルジャパン株式会社
公式サイトhttps://line.worksmobile.com/jp/
ユーザー登録数100人までスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ5GBまで
チャット・メッセージビデオ通話機能最大60分4人まで
タスク・ToDo管理ワークフロー
メールタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成その他機能画面共有
アドレス帳
管理機能  など
※機能は無料プランの場合
※1 最大60分4人まで

【無料プランで制限されるおもな機能】

  • ユーザー数(100人まで)
  • ストレージ(5GBまで)
  • 音声/ビデオ通話/画面共有(最大60分4人まで
  • 管理セキュリティー機能(デフォルト設定から変更不可)
  • 監査ログ(2週間まで、ダウンロード不可)

【LINE WORKSの特徴】

  • LINEと同様、使い勝手のいいコミュニケーション機能がある
  • フリープランでもユーザー登録は100人まで可能
  • 通常のLINEユーザーともトークができる

コミュニケーションツールとして広く利用されている「LINE」のビジネス版グループウェア。LINE同様にコミュニケーション機能が充実していて、おなじみのスタンプ機能や既読機能、ビデオ通話などが使えます

フリープランではユーザー登録数が制限されますが、100人まで可能と小・中規模であれば十分。アプリ内で通常のLINEユーザーともトークも可能です。

ただ、フリープランではメール機能とストレージ機能が使えません。また、管理・セキュリティ機能についてはデフォルト設定から変更不可。セキュリティ面で細かい設定をしたいなら有料版への切り替えが必要になります。

カジュアルに使えるグループウェア「サークルスクエア」

サークルスクエアキャプチャ
出典:「サークルスクエア」公式サイト https://www.c-sqr.net/

【製品情報・機能対応表】

製品名サークルスクエア
運営会社株式会社シティーズ
公式サイトhttps://www.c-sqr.net/
ユーザー登録数制限なしスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ300MBまで
チャット・メッセージビデオ通話
タスク・ToDo管理ワークフロー
メールタイムカード
掲示板○※1アンケート作成
ノート・マニュアル作成その他機能ブログ作成
未読管理
サイト作成  など
※機能は無料プランの場合
※1 登録件数100件まで

【無料プランで制限されるおもな機能】

  • 管理者(3名まで)
  • 過去スケジュール保持(6ヶ月まで)
  • 掲示板登録件数(100件まで)
  • アルバム画像(500枚まで)
  • メール送信履歴(10件まで)
  • グループ機能

【サークルスクエアの特徴】

  • よりカジュアルにグループウェアを活用したい企業向け
  • ブログ機能やアルバム共有機能などがある
  • ビデオ会議機能がないなどビジネスユースでは不足している機能もある

本来はサークル活動やコミュニティ運営での使用を想定して開発されたグループウェアなので、ブログ機能やアルバム共有機能といったカジュアルな機能が備わっています

グループウェアをもっとカジュアルに使いたいという会社には最適。ただし、ビジネスユースをメインとしていないため、ビデオ会議機能などが備わっていない点は注意です。

機能を絞ったシンプルUI「enclo」

encloキャプチャ
出典:「enclo」公式サイト https://www.enclo.biz/enclo/

【製品情報・機能対応表】

製品名enclo
運営会社メインソリューション株式会社
公式サイトhttps://www.enclo.biz/enclo/
ユーザー登録数5人までスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ300MBまで
チャット・メッセージビデオ通話機能
タスク・ToDo管理ワークフロー
メールタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成その他機能メモ機能 など
※機能は無料プランの場合

【無料プランで制限されるおもな機能】

  • ストレージ(300MBまで)
  • ユーザー登録数(5人まで)

【encloの特徴】

  • ファイル機能とメッセージ機能に特化したグループウェア
  • シンプルなUIで使いやすい
  • Office機能はWordやExcel、PowerPointと互換性あり

enclo(エンクロ)はファイル機能とメッセージ機能に特化しグループウェアです。機能の網羅性という点では、ほかのグループウェアに及びませんが、特化している分、UIはシンプルで操作に迷いません。

また、ツール内にOffice機能があり、Word、Excel、PowerPointのファイルをそのままアップロードすれば、閲覧や共同編集が可能です。

無料版は、ユーザー登録数が5人までで、ストレージは300MBまでと制限されますが、小規模運用であれば十分でしょう。

オープンソース型グループウェア2選

無料でグループウェアを導入することを考えるのであれば、オープンソースのグループウェアも検討してみましょう。

オープンソース型はカスタマイズの自由度が高い反面、サポートが期待できないので、運用・導入をするには、ある程度のITリテラシーが必要になるというデメリットがあります。

【オープンソース型のメリットとデメリット】

メリット・自社の用途に合わせてカスタマイズが可能で、機能制限がない
・利用者数の増加で料金が上がることがない
デメリット・保守やサポートがなく、トラブル時も自社ですべて対応する必要がある
・開発できる人材の確保、開発までの期間など、開発コストが発生する

今回は、提供元がはっきりしていて、比較的知名度が高いオープンソース型のグループウェアの中から、編集部おすすめの2製品を紹介します。

【製品比較表】

 GroupSession無料版SHIRASAGI
ユーザー登録数制限なし制限なし
スマートフォン対応
チャット・メッセージ
タスク・ToDo管理
メール
掲示板
ノート・マニュアル作成
スケジュール管理
ファイル・ストレージ
ビデオ通話
ワークフロー
タイムカード
アンケート作成
その他機能施設予約
回覧板機能
在籍管理  など
リマインダー
施設予約
回覧板機能  など

教育機関・医療機関・自治体で導入実績「GroupSession無料版」

GroupSession無料版キャプチャ
出典:「GroupSession」公式サイト https://groupsession.jp/products/gs_free.html

【製品情報・機能対応表】

製品名GroupSession
運営会社日本トータルシステム株式会社
公式サイトhttps://groupsession.jp/products/gs_free.html
ユーザー登録数制限なしスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ
チャット・メッセージビデオ通話機能
タスク・ToDo管理ワークフロー
メールタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成その他機能施設予約
回覧板機能
在籍管理  など

【GroupSessionの特徴】

  • 機能や期間の制限なく無料で導入できる
  • 官公庁や教育機関、医療機関での導入実績あり
  • 300人を超える規模で使う場合は注意が必要

日本トータルシステム株式会社が提供する、オープンソース型グループウェアの草分け的な存在です。官公庁や教育機関、医療機関での導入実績もあり、信頼性も十分。スケジュール管理や掲示板、施設予約、ファイル共有など多彩な機能も標準で備わっています。

ユーザー数に制限はありませんが、300人を超える人数で使用する場合は注意しましょう。無料版は、10~300人での利用を想定しているので、快適に動作しなくなる可能性があります。300人を超えるような大規模での運用は、有料ですが「GroupSession ZION」の導入を検討しましょう。

初期設定でも機能十分「SHIRASAGI」

SHIRASAGIキャプチャ
出典:「SHIRASAGI」公式サイト https://www.ss-proj.org/

【製品情報・機能対応表】

製品名SHIRASAGI
運営会社株式会社ウェブチップス
公式サイトhttps://www.ss-proj.org/
ユーザー登録数制限なしスケジュール管理
スマートフォン対応ファイル・ストレージ
チャット・メッセージビデオ通話機能
タスク・ToDo管理ワークフロー
メールタイムカード
掲示板アンケート作成
ノート・マニュアル作成その他機能リマインダー
施設予約
回覧板機能  など

【SHIRASAGIの特徴】

  • 初期状態でも十分な機能がある
  • 機能の改善や追加が毎月のように行わている
  • 万全のセキュリティ対策

株式会社ウェブチップスが2014年から提供しているオープンソース型のグループウェア。オープンソース型ながら基本機能が充実しており、カスタマイズなしで一般的なグループウェアとほぼ同等。組織によっては初期状態でも、運用に困らないほどです。

「みんなで育てる」をコンセプトに、利用者の要望を取り入れて機能を開発していくことが製品の基本理念とされています。このため、毎月のようにアップデートされ改善や新機能の追加が行われています。

また、セキュリティについては、提供元である株式会社ウェブチップスが2018年にISO27001(情報セキュリティマネジメント)の認証を取得。学校などの公的機関でも導入実績があるなど、高い信頼性があります。

ただ、オープンソース型なのでやはり導入・運用には一定の知識は必要です。利用は無料ですが、導入サポートや講習会を受ける際は有料になります。

無料グループウェアの導入をおすすめできる企業とできない企業

ここまで、無料グループウェアを紹介しましたが、一方で「機能面で物足りない」「無料プランで十分かどうか判断できない」と思っている人もいるのではないでしょうか。

実は、無料のグループウェアを導入した方がいいのか、あるいは導入しない方がいいのかは、企業の特徴によって違ってきます。

無料グループウェアをおすすめできる企業できない企業

【おすすめできる企業】小規模で導入したい

無料のグループウェアでは、利用人数や容量が制限されていることがほとんど。逆をいえば、50人以下の企業、または企業内の一部グループでの利用など、小規模での利用を検討している場合には無料でも不自由なく使うことができるでしょう。

【おすすめできる企業】有料プランも気になっている

有料プランの利用を視野に入れているなら、無料プランは試験運用(トライアル)と考えてもよいでしょう。

基本的にグループウェアは、企業の情報を一元管理します。この性質上、ツールを使い始めるとほか製品への切り換えが難しくなります。この点、無料プランから有料プランへのアップデートはシームレスに行えます。

有料のグループウェアの機能と選び方については以下の記事で詳しく解説していますので「グループウェアの選び方がわからない!」という方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

【おすすめできない企業】セキュリティは重視したい

グループウェアを導入すれば、社員一人ひとり扱う情報が増えるため、どうしても情報漏洩のリスクが高まります。

無料のグループウェアは、システムログイン時の認証程度しかセキュリティ対策が設けられていないことも多く、不正アクセスや操作ミスによる情報漏えいリスクは否定できません。

この点、有料製品の多くは2段階認証やユーザー管理といったセキュリティ機能も充実。機密情報を扱うのであれば、有料製品を導入した方がリスクを少なくできます。

【おすすめできない企業】サポートがしっかりしている製品がいい

無料のグループウェアにはサポート体制がないことがほとんど。グループウェアにはさまざまな機能があるので、導入・運用がまったく初めてならサポートのある有料のグループウェアの方が無難です。

無料では不安なら…コスパのいいグループウェア2選

無料のグループウェアでも優れた製品はあります。しかし「無料では機能やサポートの面で不安…」という場合は、やはり有料のグループウェアを導入した方が無難。

とはいえ、無料のグループウェアを検討しているのですから、なるべくコストはかけたくないですよね。

そこで、コスパ重視の方におすすめできるグループウェアを2製品紹介します。

月額3300円から始められる「J-MOTTO」

J-MOTTOキャプチャ
出典:「J-MOTTO」公式サイト https://www.j-motto.co.jp/

【製品情報】

製品名J-MOTTO
運営会社リスモン・ビジネス・ポータル株式会社
公式サイトhttps://www.j-motto.co.jp/

【利用料金】

 ライトプランスタンダードプラン
基本機能ユーザー登録数 10ユーザーまで
ディスク容量 100MBまで
ユーザー登録数 20ユーザーまで
ディスク容量 200MBまで
初期費用なしなし
料金2万2000円(年払いのみ)月額3300円~年額3万3000円~
※価格は税込

【J-MOTTOの特徴】

J-MOTTOは、スタンダードプランなら月額3300円で始められる低コストのグループウェアです。ポータルやスケジュール管理、ワークフロー、安否確認など、グループウェアで求められることの多い25種類の機能を網羅。無料トライアルもあり、期間は最大3ヶ月です。

大規模で使うならコスパよし!「HotBiz8」

HotBiz8キャプチャ
出典:「HotBiz8」公式サイト https://www.hotbiz.jp/

【製品情報】

製品名HotBiz8
運営会社株式会社ASJ
公式サイトhttps://www.hotbiz.jp/

【利用料金】

 HotBiz8HotBiz8プライベート
基本機能ユーザー登録数 200ユーザーまで
ディスク容量 200MBまで
ユーザー登録数 100ユーザーまで
ディスク容量 300MBまで
初期費用1万1000円1万1000円
月額料金(月払い)1万1000円3万3000円
※価格は税込

【HotBiz8の特徴】

定額料金制のグループウェアで、200ユーザーまでなら定額で月額1万1000円(税込)。最大数まで使えば、1ユーザーあたり月額55円(税込)です。多機能であることはもちろん、「2段階認証」が採用されるなどセキュリティ面も配慮されていいます。

まとめ

グループウェアには、完全に無料で利用できる製品や、制限付きながら無料で利用できる製品があります。

少人数で使いたい場合や、有料プランを契約する前に無料版で使い勝手を試したい場合は、ぜひ一度利用してみましょう。

今回紹介した無料グループウェアの特徴を参考にして、自社に合う製品を検討してみてください。

上に戻る