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インシデント管理ツールとはどんなサービス?

まずはじめに、インシデント管理ツールとはどのようなシステムで、どのような機能が備わっているのか解説していきます。

インシデント管理ツールとは

インシデント管理ツールとは、システムトラブルやセキュリティ事故などを未然に防いだり、社内外からの問い合わせに迅速に対応したりするためのシステムです。

「インシデント」とは、問題となりかねない好ましくない出来事や緊急事態などを指します。もともとはIT用語として使われていて、システムの不具合やエラーを表していましたが、近年では顧客や従業員からの問い合わせ対応なども含まれます。

インシデント管理を適切に行わないと、対応の遅れ、業務フローの属人化、情報の共有漏れ、サービスの品質低下など、さまざまな課題が発生しかねません。インシデント管理ツールを利用することで、これらの課題解決が見込めます。

インシデント管理ツールの基本機能

インシデント管理ツールには、どのような機能が備わっているのでしょうか。代表的なものを4つ紹介します。

1.インシデント一元管理機能

発生したトラブルや問い合わせなどを、システム上で一元管理する機能です。対応状況なども一覧で表示されるので、進捗を随時確認できます。

複数人でインシデント対応をする際に情報共有がしやすく、作業をスムーズに進められるようになるほか、管理者も進捗が遅れているタスクを早期に把握し対応できるようになります。

2.FAQ/Q&A作成機能

過去のインシデント対応の事例などを基に、FAQやQ&Aを作成する機能です。

顧客や従業員が自分で問題解決できるようになるので、問い合わせ対応にかかっていた工数と時間の削減につながります。また、営業時間外でも利用できるので、顧客満足度の向上も見込めます。

3.AIによる自動回答機能

発生したインシデントに対し、AIが対処方法を回答する機能です。AIが回答できる範囲のインシデントに関しては、わざわざ社員が対応する必要がなくなり、他のタスクに人的リソースを集中できるようになります。

4.進捗遅れアラート機能

インシデント対応に遅れが出ているプロジェクトやタスクを通知してくれる機能です。

対応の遅れると、自社の利益に大きな損害が出たり、顧客の不満につながったりするおそれがあります。アラート機能によって漏れなく迅速に対応できるので、被害を最小限にとどめられるでしょう。

インシデント管理ツールのタイプ別比較

インシデント管理ツールは、大きく4つのタイプに分けられます。それぞれの特徴とおすすめ企業を紹介します。

①オープンソースタイプ

おすすめ企業
コストをかけずにインシデント管理ツールを導入したい企業

オープンソースとは、無料で一般公開されているソースコードのこと。このタイプは無料で利用できるものがほとんどであるため、あまりコストをかけられない企業に向いています。

ただし、プログラミングなどの知識が必要になるので、システム部門がないと運用は難しいでしょう。

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②問い合わせ管理タイプ

おすすめ企業
顧客や従業員からの問い合わせに漏れなく迅速に対応したい企業

このタイプの製品は、顧客や従業員からの問い合わせに対して迅速かつ効率的に対応するための機能が充実しています。

おもな機能としては、FAQ作成やAIによる自動回答、対応状況の一覧表示などが挙げられます。     

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③プロジェクト管理ツールタイプ

おすすめ企業
プロジェクトやタスクのトラブル防止・対応に使いたい企業

プロジェクト管理のために利用するタイプのシステムです。

タスク表示や進捗管理、情報共有など、インシデントを予防し、発生した際には速やかに対処するための機能が備わっています。

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④グループウェアタイプ

おすすめ企業
情報共有を円滑化し、顧客管理やタスク管理のミスをなくしたい企業

グループウェアとは、コミュニケーションを円滑化し業務効率を高めるためのツールです。

スケジュール、ファイル共有、チャット、掲示板、TODOリストなどの機能が搭載されています。情報を一元管理し共有もしやすいので、インシデント管理にも役立ちます。

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無料で利用できるインシデント管理ツール2選

ここからは、編集部がピックアップしたインシデント管理ツールを紹介していきます。

まずは、無料で利用できるオープンソースタイプの2製品です。

国内外で利用されているアプリ監視ツール|Zabbix

Zabbixキャプチャ
出典:「Zabbix」公式サイト https://www.zabbix.com/jp/
Zabbix
公式サイトURL https://www.zabbix.com/jp/
運営会社 Zabbix LLC

【製品の特徴】

  • オープンソースタイプのアプリケーション監視ツール
  • 障害発生時の通知、暗号化によるデータ保護、API連携など、機能が豊富
  • 国内外で広く利用されている

Zabbix(ザビックス)は、サーバーやアプリケーション、ハードウェアデバイスの稼働状況や障害を監視するためのツールです。無料ではありますが、障害の検知・通知、暗号化によるデータ保護など機能が充実しています。

無料ツールと聞くと信頼性に疑念を抱いてしまう方もいるかもしれませんが、Zabbixは世界中の企業で利用されている製品です。また、有償ではありますが、日本語でのサポートも受けられます。 

タスク管理の項目やステータスを自社仕様にカスタマイズ可能|Redmine

Redmineキャプチャ
出典:「Redmine」公式サイト https://redmine.jp/
Redmine
公式サイト https://redmine.jp/
運営会社 ファーエンドテクノロジー株式会社

【製品の特徴】

  • オープンソースタイプのプロジェクト管理・課題管理ツール
  • 日本語を含む40以上の言語に対応
  • タスク管理機能では、項目やステータスを自社仕様にカスタマイズできる

Redmine(レッドマイン)は、カレンダー、タスク一覧、ガントチャートなどの機能を備えた無料のプロジェクト管理ツールです。ほかにも、共同メモを作成するWiki機能、メンバーに情報を共有するニュース機能、外部ツールとの連携機能など、プロジェクト管理に役立つ機能がそろっています。

オープンソースソフトウェアには日本語未対応のものも多いなか、Redmineは日本語に対応しているので、活用しやすいのも特徴です。

 問い合わせ管理系のインシデント管理ツール10選【無料あり】

次に、問い合わせ対応に特化したインシデント管理ツールを10製品を紹介します。

【料金比較】

製品名初期費用月額料金無料トライアル
Zendesk for service無料49ドル〜あり
メールディーラー5万5000円3万8500円~あり
Re:lation要問い合わせ要問い合わせ20日間
IBISE無料1万円〜+1500円〜/人14日間
WEBCAS mailcenter3万3000円~5500円~要問い合わせ
CarePlus Cloud要問い合わせ要問い合わせ30日間
KotaMi33万円5万5000円要問い合わせ
Jira Service Management要問い合わせ7140円〜30日間
ServiceDesk Plus要問い合わせ4万4458円〜30日間
LMIS30万円10万円あり

【機能比較表】

製品名インシデント一元管理FAQ/Q&A作成機能AIによる自動回答機能進捗遅れアラート機能
Zendesk for service
メールディーラー
Re:lation
IBISE
WEBCAS mailcenter
CarePlus Cloud
KotaMi
Jira Service Management
ServiceDesk Plus
LMIS

規模や業界別のソリューションが充実|Zendesk for service

Zendesk for serviceキャプチャ
出典:「Zendesk for service」公式サイト https://www.zendesk.co.jp/
Zendesk for service
公式サイト https://www.zendesk.co.jp/
運営会社 株式会社Zendesk

【プラン料金】

プランSuite TeamSuite GrowthSuite Professional
初期費用要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
月額料金49ドル79ドル99ドル
無料プランありありあり

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • さまざまな規模、業界に対応
  • メール、チャット、SNS、Webサイトなど、多様なチャネルで問い合わせに対応
  • 顧客とのやりとりをワークスペースで一元管理

Zendesk for serviceは顧客対応の機能が充実しているツールです。

メール・メッセージ・SNS・電話・ヘルプページなど、幅広いチャネルで顧客対応が行えます。各チャネルでのやり取りは、ワークスペース上に一元管理ができ、社内メモも残せるため、進捗管理や業務の引き継ぎも簡単です。

また、ダッシュボードやレポーティング機能を活用することで、顧客対応のパフォーマンスの向上を図れます。

7000社以上の導入実績を持つメール問い合わせ管理ツール|メールディーラー

メールディーラーキャプチャ
出典:「メールディーラー」公式サイト https://www.maildealer.jp/
メールディーラー
公式サイト https://www.maildealer.jp/
運営会社 株式会社ラクス

【プラン料金】

初期費用5万5000円
月額料金3万8500円~
無料トライアルあり
※料金は税込

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • 同一人物から複数のメールアドレスで問い合わせがきても紐付けて管理が可能
  • 設定した条件に応じて問い合わせメールを自動で振り分け
  • 二重対応防止機能を搭載

メールディーラーは、累計7000社以上の導入実績を誇るメール問い合わせ管理ツールです。

返信者、返信時間、問い合わせ内容などの項目で対応状況を集計・分析が可能。課題を洗い出し、業務改善が図れます。

また、あらかじめ条件を設定しておけば、問い合わせ内容に応じてメールの振り分けが自動で行えます。

マルチチャネルに対応し問い合わせを一元管理|Re:lation

Re:lationキャプチャ
出典:「Re:lation」公式サイト https://ingage.jp/relation
Re:lation
運営会社 株式会社インゲージ
公式サイト https://ingage.jp/relation

【プラン料金】

プランフリープランライトプランスタンダードプランプレミアムプラン
初期費用無料要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
月額料金無料要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
無料トライアル20日間20日間20日間20日間

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • 10種類のチャネルからの問い合わせに対応
  • 60以上の外部システムと連携可能
  • SlackやChatworkに通知がいくよう設定が可能

Re:lation(リレーション)は、メール・LINE・電話などマルチチャネルに対応し、問い合わせを一元管理・共有できる顧客対応ツールです。

連携可能な外部システムは60以上。顧客情報の共有がしやすいので、対応もスムーズに行えます。

あらゆる問い合わせを1画面で管理し、対応状況もひと目でわかるようになっているので、対応漏れの防止にも役立つでしょう。

FAQに特化した中小企業向けシステム|IBISE

IBISEキャプチャ
出典:「IBISE」公式サイト https://ibise.com/
IBISE
公式サイト https://ibise.com/ 
運営会社 株式会社PRAZNA

【プラン料金】

プランエッセンシャルスタンダードプロフェッショナル
初期費用無料無料無料
月額料金(年間契約の場合)1万円+1500円/人3万円+4000円/人10万円+8000円/1人
無料トライアル14日間14日間14日間
※料金は税込

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • FAQページ、問い合わせページの作成・管理に特化
  • 社内のナレッジ・マニュアル共有にも活用可能
  • 問い合わせの多い時間帯や未解決数を見える化するレポーティング機能を搭載

IBISE(アイヴィス)は、FAQページや問い合わせページを作成・管理するための、中小企業向けカスタマーサポートツールです。

テンプレートを活用すれば、複雑な操作なしに短時間でサポートページが作成できます。日本語に加え、英語・中国語に対応しているので、海外の顧客も対象としたサービスでも利用できます。

受信メールを経過時間に応じて色分けし対応遅れを防止|WEBCAS mailcenter

WEBCAS mailcenterキャプチャ
出典:「WEBCAS mailcenter」公式サイト https://www.webcas.jp/mailcenter/
WEBCAS mailcenter
公式サイト https://www.webcas.jp/mailcenter/
運営会社 WEBCAS mailcenter

【料金プラン】

ASP型(クラウド)SaaS型(クラウド)
初期費用3万3000円~55万円~
月額料金5500円~11万円~
無料トライアル要問い合わせ要問い合わせ
※料金は税込

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • 受信からの経過時間に応じて問い合わせメールを5段階に色分け
  • 多言語でのメールの送受信が可能
  • オンプレミス版も選択可能

WEBCAS mailcenterは、メールによる問い合わせを一元で管理できるシステムです。

受信してから経過した時間に応じてメールが色分けがされるため、対応が遅れているものをすぐに判別できます。

また、国際的な文字コード「UTF-8」に対応しているため、フランス語やドイツ語、中国語(簡体字/繁体字)など、複数の言語でメール送受信が可能です。

BtoB企業の導入実績多数|CarePlus Cloud

CarePlus Cloudキャプチャ
出典:「CarePlus Cloud」公式サイト https://carepluscloud.scsk.jp/
CarePlus Cloud
公式サイト https://carepluscloud.scsk.jp/
運営会社 SCSK株式会社

【プラン料金】

初期費用要問い合わせ
月額料金要問い合わせ
無料トライアル30日間

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • BtoBカスタマーサポートに特化した問い合わせ管理ツール
  • ポータルサイトをノーコードで作成可能。メニューや項目名もカスタマイズできる
  • 電話やメールなどには対応していない

CarePlus Cloudは、企業間の問い合わせ業務に特化した管理ツールです。企業向け専用ポータル作成、掲示板、QA、FAQなど、ユーザーの自己解決率を高めるための機能が多数搭載。

専用ポータルサイトは、HTMLの知識がなくてもデザインを簡単にカスタマイズできるような設計になっています。

ただし、BtoBサポートにおいてメール・電話は最善でないという考えから、メール・電話の問い合わせには対応していないので注意が必要です。

クラウド型AI-FAQサービス|KotaMi

KotaMiキャプチャ
出典:「KotaMi」公式サイト https://kotami.scm-net.co.jp/
KotaMi
公式サイト https://kotami.scm-net.co.jp/
運営会社 新日本コンピュータマネジメント株式会社

【プラン料金】

初期費用33万円
月額料金(年間契約)5万5000円
無料トライアル要問い合わせ

※料金はすべて税込

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • 文章での問い合わせにもAIが対応
  • HTMLの知識がなくてもFAQの編集、登録、装飾が可能
  • 他のFAQサービスと比較して料金はやや高め

KotaMi(コタミ)は、AIを活用したFAQサービスです。

この製品で作成されたFAQページでは、利用者は文章形式で質問が可能。また、検索結果を利用者が評価するとAIがそれを学習し、質問に対応した回答ページへ誘導する精度が高まります。HTMLの知識がなくても、FAQの編集、登録、簡単な装飾ができるのも特徴です。

ただし、高度な機能を備えている分、ほかのFAQサービスと比較して料金はやや高めに設定されています。

問題管理機能でインシデントの原因を調査|Jira Service Management

Jira Service Managementキャプチャ
出典:「Jira Service Management」公式サイト https://www.atlassian.com/ja/software/jira/service-management
Jira Service Management
公式サイト https://www.atlassian.com/ja/software/jira/service-management
運営会社 アトラシアン株式会社

【プラン料金】

プランFreeStandardPremiumEnterprise
初期費用要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
月額料金無料7140円1万6050円要問い合わせ
無料トライアル30日間30日間30日間30日間

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • 問題管理機能によってインシデントの根本的な原因を調査
  • 発生したインシデントのレポートを作成し、再発を防止できる
  • 1000以上のアプリと連携が可能

Jira Service Managementは、インシデントの管理や原因の解明、メンバーとの情報共有などが行えるツールです。

モバイル、タブレットともにiOS、Androidに対応しており、ネットが繋がっていればいつでもどこからでもアクセスできます。

また、API連携に優れており、1000を超えるサービスと連携が可能。業務の効率化が図れます。3人までなら無料で利用できるため、まずは小規模で導入し、使用感を確かめてから本格的に検討してもよいでしょう。

緊急度や重要度などの条件でインシデントを自動で分類|ServiceDesk Plus

ServiceDesk Plusキャプチャ
出典:「ServiceDesk Plus」公式サイト https://www.manageengine.jp/products/ServiceDesk_Plus/
ServiceDesk Plus
公式サイト https://www.manageengine.jp/products/ServiceDesk_Plus/
運営会社 ゾーホージャパン株式会社

【製品スペック】

初期費用要問い合わせ
月額料金4万4458円~
無料トライアル30日間
※ 料金はすべて税込
※ 月額料金は年間ライセンス料金を12分割して算出

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • インシデントを緊急度、重要度、カテゴリーなどの条件で自動で分類
  • インシデントごとにチームや担当者を自動で割り当て
  • インシデントの発生から解決までにかかった時間を自動で記録

世界で10万社以上の導入実績を誇り、日本でも有名企業や大学などで利用されているインシデント管理ツールです。

登録されたインシデントに対して、担当者を自動で割り当てるように設定可能。また、発生したインシデントの傾向を調査し、原因や解決を探るためのフローも組まれており、インシデントの原因追求にも役立ちます。

Salesforceとの連携で機能拡張が可能|LMIS

LMISキャプチャ
出典:「LMIS」公式サイト https://www.lmis.jp/about.html
LMIS
公式サイト https://www.lmis.jp/about.html
運営会社 株式会社ユニリタコーポレートサイト

【製品情報】

初期費用30万円
月額料金10万円
無料トライアルあり

【機能表】

インシデント一元管理
FAQ/Q&A作成機能
AIによる自動回答機能
進捗遅れアラート機能

【製品の特徴】

  • ZabbixやHinemosなどの監視ツールと連携できる
  • インシデントとその原因を紐付けて管理。経緯も分析可能
  • 担当者が導入から運用までサポート。業務プロセス改善の提案も行ってくれる

LMISはSalesforceのクラウド環境を基盤としたサービスです。インシデント管理機能のほかにも、顧客情報の登録や管理、ファイル保存、メール受信など幅広い機能を搭載してます。

また、アクセス制限や2段階認証など、セキュリティの対策も実施。さらに、無料オンラインセミナーや専門スタッフの定期訪問など、導入後のサポート体制が整えられているのも特徴です。

プロジェクト管理系のインシデント管理ツール4選【無料あり】

次に、プロジェクト管理タイプのインシデント管理ツールを4選紹介します。

【料金比較表】

製品名初期費用月額料金無料トライアル
Backlog無料2640円〜30日間
Asana要問い合わせ1320円/人〜30日間
Jira Software要問い合わせ900円/人〜7日間
monday.com無料900円/人〜14日間

【機能比較表】

製品名ガントチャートファイル共有タスクの自動割り当て問い合わせフォーム
Backlog
Asana
Jira Software
monday.com

プロジェクトをガントチャートで可視化|Backlog

Backlogキャプチャ
出典:「Backlog」公式サイト https://backlog.com/ja/
Backlog
公式サイト https://backlog.com/ja/
運営会社 株式会社ヌーラボ

【プラン料金】

プランスタータープランスタンダードプランプレミアムプランプラチナプラン
初期費用無料無料無料無料
月額料金2640円1万2980円2万1780円5万5000円
無料トライアル30日間30日間30日間30日間
※料金は税込

【機能表】

ガントチャート
ファイル共有
タスクの自動割り当て
問い合わせフォーム

【製品の特徴】

  • トラブルの発生日、発見者、修正履歴、修正方法、重要度などを記録
  • 過去のトラブル対応の履歴を一覧で表示し、メンバーと共有可能
  • プランごとに定額料金なので、ユーザー数が多いほどお得

Backlogは、プロジェクトの進捗を見える化し、タスクをチーム全体で共有できるプロジェクト管理ツールです。プロジェクトはガントチャートで、個人のタスクはカンバンボードで、それぞれ進捗状況を管理できます。

また、SlackやChatworkなどのチャットツールや、Google WorkspaceやOutlookなどカレンダー機能を備えたシステムと連携も可能です。

多くの製品が1ユーザーごとに料金を設定しているなか、Backlogはプランごとの定額制を採用しているため、プロジェクトに携わる人員の増減によるコスト変動を気にする必要がありません。

自動で新規タスクを担当者に振り分け|Asana

Asanaキャプチャ
出典:「Asana」公式サイト https://asana.com/ja
Asana
公式サイト https://asana.com/ja
運営会社 Asana社

【プラン料金】

プランBasicPremiumBusinessEnterprise
初期費用要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
月額料金(年間契約の場合)無料1320円/人2970円/人要問い合わせ
無料トライアル30日間30日間30日間30日間

※料金は税込

【機能表】

ガントチャート
ファイル共有
タスクの自動割り当て
問い合わせフォーム

【製品の特徴】

  • あらかじめルールを設定することで、タスクの割り当てや期日設定などを自動化
  • 50種類以上のプロジェクトテンプレートを活用し、進捗管理や情報共有ができる
  • Basicプランは最大15名まで無料

Asanaは、国内外で利用されているプロジェクト管理ツールです。

あらかじめルールを設定しておけば、新規タスクの振り分け、期日の設定・変更などをすべて自動で行えます。

また、全プランでタスク数、プロジェクト数、ストレージ容量に制限がありません。これは、無料のBasicプランでも同様です。15人までしかメンバーを追加できませんが、小規模のチームであれば、永年無料で使用できます。

チーム別に業務ワークフローをカスタマイズ|Jira Software

Jira Softwareキャプチャ
出典:「Jira Software」公式サイト https://www.atlassian.com/ja/software/jira
Jira Software
公式サイト https://www.atlassian.com/ja/software/jira
運営会社 アトラシアン株式会社

【製品情報】

プランFreeStandardPremiumEnterprise
初期費用要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ要問い合わせ
月額料金無料900円/人1730円/人要問い合わせ
無料トライアル7日間7日間7日間7日間

【機能表】

ガントチャート
ファイル共有
タスクの自動割り当て
問い合わせフォーム

【製品の特徴】

  • ドラッグ&ドロップで簡単にタスクの対応の優先順位を設定できる
  • チーム別に業務ワークフローをカスタマイズ可能
  • 3000種以上のアプリと連携できる

Jira Softwareは、小規模チームを中心に利用されているITIL(ITサービスの成功事例をまとめた書籍群)準拠のソフトウェア開発ツールです。

ソフトウェア開発の計画からリリースまで、迅速に行うための機能が搭載されています。その1つが、ワークフローカスタマイズ機能です。チーム別に異なる開発プロセスを選択できます

また、独自開発のアトラシアンマーケットプレイスによって、3000種類以上ものアプリと連携も可能です。

プロジェクト管理のテンプレートが充実|monday.com

monday.comキャプチャ
出典:「monday.com」公式サイト https://monday.com/lang/ja/
monday.com
公式サイト https://monday.com/lang/ja/
運営会社 monday.com社

【プラン料金】

プラン個人ベーシックスタンダードプロエンタープライズ
初期費用無料無料無料無料無料
月額料金(年間契約の場合)無料900円/人1100円/人1800円/人要問い合わせ
無料トライアル14日間14日間14日間14日間14日間
※料金は税込

【機能表】

ガントチャート
ファイル共有
タスクの自動割り当て
問い合わせフォーム

【製品の特徴】

  • プロジェクト管理のテンプレートが豊富であらゆる部門に対応。カスタマイズも可能
  • 繰り返し作業を自動化し手作業によるミスを削減
  • 問い合わせフォームを作成可能。社内のヘルプデスクとしても活用できる

monday.comは、全世界12万以上のチームに利用されている業務管理ツールです。マーケティング、営業、ソフトウェア開発、人事など、部門ごとに適したテンプレートが多数用意されており、カスタマイズも可能です。プロジェクトの管理はもちろん、顧客管理や従業員管理などにも活用できます。

さらに、タイムラインやタスクの変更・追加などの自動化が可能。これにより、ヒューマンエラーが防止し、コア業務に集中できるでしょう。

プロジェクト管理ツールの詳しい紹介や選び方については以下の記事で紹介しています。

プロジェクト管理アイキャッチ

プロジェクト管理ツールについての記事はこちら

プロジェクト管理ツール導入企業85社を調査|製品の選び方も紹介

グループウェア系のインシデント管理ツール2選

最後に、グループウェア系のインシデント管理ツールを2製品を紹介します。

【料金比較表】

製品名KintoneTime Krei
初期費用無料無料
月額料金858円〜/人3278円〜/人
無料トライアル30日間30日間
※料金は税込
※Time Kreiの最小利用人数は10人

【機能比較表】

製品名KintoneTime Krei
プロジェクト管理
タスク管理
ファイル共有
掲示板
チャット

インシデント管理に役立つアプリを作成できる|kintone

kintoneキャプチャ
出典:「kintone」公式サイト https://kintone.cybozu.co.jp/
kintone
公式サイト https://kintone.cybozu.co.jp/
運営会社 サイボウズ株式会社

【料金表】

プランライトコーススタンダードコース
初期費用無料無料
月額料金858円/人1650円/人
無料トライアル30日間30日間
※料金は税込

【機能表】

プロジェクト管理
タスク管理
ファイル共有
掲示板
チャット

【製品の特徴】

  • 各従業員の作業量や未対処タスクをレポート
  • 問い合わせの内容や対応が多かった時期などを分析可能
  • リマインド通知機能でタスクの抜け漏れを防止

kintone(キントーン)は、プロジェクト、顧客・案件、問い合わせなどの各種管理機能を備えたグループウェアです。

「インシデントの登録と表示」「FAQの作成」など、インシデント管理に役立つアプリを作成することもできます。ライトコースは1ユーザー当たり月額858円(税込)と手頃な料金で利用できます。

予実管理機能で納期の遅れを防止|Time Krei

Time Kreiキャプチャ
出典:「Time Krei」公式サイト https://timekrei.tenda.co.jp/
Time Krei
公式サイト https://timekrei.tenda.co.jp/
運営会社 株式会社テンダ

【料金表】

プランクラウドシングルテナント
初期費用無料要問い合わせ
月額料金3278円/人要問い合わせ
最小利用人数10人50人
無料トライアル1ヶ月間1ヶ月間
※料金は税込

【機能表】

プロジェクト管理
タスク管理
ファイル共有
掲示板
チャット

【製品の特徴】

  • 予実管理機能を搭載。納期の遅れが予想されるプロジェクトを早期に把握
  • 作業割当状況、稼働率、原価構成比率などの分析が可能
  • 従業員ごとに作業スケジュールの予定と実績を表示

Time Krei(タイムクレイ)には、予実管理機能が備わっており、納期が遅れそうなプロジェクトやタスクは早期に把握し対応できます

稼働率分析機能では、全従業員の作業予定量や実際の作業量をグラフ化し、勤務時間に対する業務内訳を表示。また、EVM分析を活用することで、進行中のプロジェクトのスケジュールと実際の出来高、現時点でのコストが自動集計・表示されるので、軌道修正がしやすくなります。

グループウェアの詳しい紹介や選び方については以下の記事で紹介しています。

グループウェアアイキャッチ

グループウェアについての記事はこちら

グループウェア6製品を徹底比較|選び方とメリットを紹介

まとめ 

インシデント管理ツールを導入することで、インシデントを未然に防いだり、発生時の影響を最低限に抑えたりできるようになります。

有事の対応や情報共有など、インシデント管理に課題を抱えているなら、今回紹介した製品を参考に導入を検討してはいかがでしょうか。

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