記事の目次

【この記事に登場する有識者】
株式会社TECO Design 代表取締役社長
杉野 愼さん

岡山県笠岡市出身。広島大学大学院工学研究科修士課程修了。医療系IT上場ベンチャー企業、大手社会保険労務士事務所などを経て、2019年に株式会社TECO Designを設立。 医療系IT企業ではテレアポから営業トークまで各種の営業手法を徹底的に分析したアプローチを取り入れてトップセールスを継続達成。社労士事務所では担当企業のIPO、M&Aなどにも関わりつつ、IT推進室室長としてIT化推進などに注力した。

株式会社TECO Designでは、勤怠管理や給与計算などのクラウドシステムの他、データベースの導入や移行、バックオフィスの業務設計などを手掛ける。これまでにシステム導入を支援した企業は200社以上。クラウドサービスの比較、検討、ショールームの予約などができる、オウンドメディア「クラウドステーション」も運営

料金・機能比較表付き!専門家が選ぶ勤怠管理システム4選比較

まずはじめに、これまでに200社以上のシステム導入支援をされてきた株式会社TECO Design代表 杉野愼さんに、おすすめの勤怠管理システムを紹介してもらいました。

杉野さんによると、勤怠管理がどのようなステージにあるのかによって、適切な製品は異なるようです(※下記の図を参考)。

導入企業の担当者に聞いた製品評価についても詳しくお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

【杉野さんおすすめの勤怠管理システム】

勤怠管理システムのおすすめ企業ステージ1

【専門家が選ぶ勤怠管理システムの製品比較表】

  プラン料金(月額) 無料プラン 初期費用 人数制限 直行直帰(みなし) アラート機能
HRMOS(ハーモス)勤怠(旧IEYASU) 無料プランあり
有料プラン4180円~
無料 有料プランは999人まで※1 ○(一部可能)
マネーフォワード クラウド勤怠 31人以下:3278円〜
31人以上:要問い合わせ
無料 要問い合わせ (一部可能)
KING OF TIME 330円/人 無料 なし
ジョブカン勤怠管理 220円〜/人 無料 なし 「直帰」が不可

勤怠管理をきちんと行えていない企業におすすめ|無料で使える「HRMOS(ハーモス)勤怠(旧IEYASU)」

出典:「HRMOS(ハーモス)勤怠」公式サイト https://hrmos.co/kintai/
HRMOS(ハーモス)勤怠(旧IEYASU)
公式サイト https://hrmos.co/kintai/
提供企業 株式会社ビズリーチ

【製品情報】

プラン料金(月額)有料プラン4180円~
無料プラン
初期費用無料
人数制限無料プラン:なし
有料プラン:999人まで※1
対応勤務形態1ヶ月単位の変形労働/フレックスタイム/裁量労働
直行直帰(みなし)
アラート機能◯(無料プランで一部可能)
打刻漏れ等通知機能
打刻漏れ等通知機能(管理者)ー(別途レポート機能で対応)
時刻まるめ方法5,10,15,30分(全社一括)
承認フロー設定◯(ANDもORも可能)
スマホ打刻(GPS)
スマホ申請◯(アプリで可能)
スマホ承認◯(アプリで可能)
休暇申請
残業申請
※料金は全て税込

◆専門家に聞いたHRMOS(ハーモス)勤怠(旧IEYASU)の特徴

  • 無料プランでも打刻、集計、申請、承認が行える
  • 打刻ミスが起こりにくいビジュアル設計
  • 有料プランへの移行で機能を拡張できる

ステージ0の企業におすすめなのは「HRMOS(ハーモス)勤怠(旧IEYASU)」です。

無料プランと有料プランがあり、無料プランでも打刻と集計、各種の申請・承認の機能が利用できます

HRMOS(ハーモス)勤怠(旧IEYASU)は、特にUIのわかりやすさには定評があります。

出退勤の画面で「出勤」のボタンを押すと、次に押すボタンに誘導するようなビジュアル設計になっています。スマートフォンのアプリでも同様に使えるので、PCが苦手な人でも扱いやすく、初歩の勤怠管理システムとして適した製品です。

無料プランでは機能が制限されており有給管理ができませんが、システム利用に慣れた段階で有料プランに移行すれば、機能を拡張できます。

モバイルアプリでも同様の操作ができる

HRMOS(ハーモス)勤怠(旧IEYASU)KING OF TIMEジョブカン勤怠管理
IEYASUの打刻画面KING OF TIMEの打刻画面ジョブカン勤怠の打刻画面
「出勤」のボタンしか押せない打刻には必要ない時計が表示されている「打刻」ボタンを押した後にもう一度打刻できてしまうので二重打刻を招きやすい
モバイル版の打刻画面

勤怠管理が紙やエクセルの企業におすすめ|設定がやさしい「マネーフォワード クラウド勤怠」

マネーフォワード クラウド勤怠キャプチャ
出典:「マネーフォワードクラウド勤怠」公式サイト https://biz.moneyforward.com/attendance/
マネーフォワード クラウド勤怠
公式サイト https://biz.moneyforward.com/attendance/
提供企業 株式会社マネーフォワード

【製品情報】

プラン料金(月額)31名以下:3278円〜
31名以上:要問い合わせ
無料プラン
初期費用無料
人数制限要問い合わせ
対応勤務形態1ヶ月単位の変形労働/1年単位の変形労働/フレックスタイム/裁量労働/シフト制管理監督者
直行直帰(みなし)
アラート機能◯(指定のもののみ)
打刻漏れ等通知機能◯(画面アラートのみ)
打刻漏れ等通知機能(管理者)◯(画面アラートのみ)
時刻まるめ方法5,10,15,30,60分(全社一括)
承認フロー設定◯(ANDもORも可能)
スマホ打刻(GPS)
スマホ申請◯(ブラウザで可能)
スマホ承認◯(ブラウザで可能)
休暇申請
残業申請
※料金は全て税込

◆専門家に聞いたマネーフォワード クラウド勤怠の特徴

  • 設定項目が少なく扱いやすい
  • シフト制やフレックス制などの就業形態にも対応している
  • カスタマイズ性はあまり高くない

強みを一言で言えば、設定項目が少ないため、シンプルで扱いやすい設計になっていることです。

管理者にやさしいシステムで、クラウド型の勤怠管理システム運用が初めてでも十分に使いこなせます。残業や休暇の把握がリアルタイムでできますし、シフト制やフレックスタイム制など、一般的な就業形態には対応しているので、ステージ1の企業で不便を感じることはほとんどないでしょう。

法令法遵守をベースにしたシステムであることも特徴で、勤務状況の適正化を図るのにも役立ちます。

設定項目が少ないということは逆に、できることが限られるということでもありますが、自社がどこまで管理できれば十分なのかを検討して納得のうえで利用する分にはまず問題はありません。

マネーフォワード勤怠キャプチャ
マネーフォワード クラウド勤怠は、設定項目がシンプルで、初めてでも無理なく使える

導入企業のポジティブな評価

当社は就業形態により勤怠パターンが10~15くらい存在するのですが、マネフォワード クラウド勤怠は全てを管理できるので便利です。また操作しやすいUIで、社員からも評判です。

フレックス制を取り入れていたり、バイトや契約社員がいて勤務形態が複数あるような企業におすすめの製品だと思います。

(教育系サービス/1000人程度)

弊社には2つの事業所があるため従業員はシフトによって出社場所が変わるのですが、個人のスマホから打刻が可能なので利便性が大幅にアップしました。

また、シフト管理や休暇管理が一元化されたことで、給与計算に関連する作業の負担も軽減されました。担当者は経理なども兼務しているので、他の業務にかけられる時間が増えたのもよかったと思います。

(介護福祉事業/従業員数30名程度)

導入企業のネガティブな評価

パート勤務の従業員が多いので勤務時間がよく変動します。シフト機能ではあらかじめ時間を設定しておく必要があり、この作業が面倒に感じます。万が一、設定の変更を忘れてしまうと、後の訂正が厄介です。

(介護福祉事業/従業員数30名程度)

この記事では、マネーフォワードクラウド勤怠のサービス紹介資料に加え、「編集部独自調査!勤怠管理システム15

製品比較表」もセットで無料ダウンロードが可能です。製品比較や、社内へのご提案資料にぜひご活用ください。

マネーフォワードクラウド勤怠サービス紹介資料【独自調査】勤怠管理システム15製品比較表

既存の勤怠管理システムをクラウド型に切り替えたい企業におすすめ①|機能・打刻方法が豊富な「KING OF TIME」

KING OF TIMEキャプチャ
出典:「KING OF TIME」公式サイト https://www.kingtime.jp/
KING OF TIME(キングオブタイム)
公式サイトhttps://www.kingtime.jp/
提供企業 株式会社ヒューマンテクノロジーズ

【製品情報】

プラン料金(月額)330円/人
無料プラン
初期費用無料
人数制限なし
対応勤務形態1ヶ月単位の変形労働/1年単位の変形労働/フレックスタイム/裁量労働/シフト制/管理監督者
直行直帰(みなし)
アラート機能
打刻漏れ等通知機能
打刻漏れ等通知機能(管理者)
時刻まるめ方法5,10,15,20,30,60分(雇用区分)
承認フロー設定◯(ANDもORも可能/5段階)
スマホ打刻(GPS)
スマホ申請◯(アプリで可能)
スマホ承認◯(ブラウザで可能)
休暇申請
残業申請
※料金は全て税込

◆専門家に聞いたKING OF TIMEの特徴

  • 16種類の打刻方法がある
  • 有給管理、シフト管理、工数管理、勤怠データ分析などにも対応
  • 20以上のクラウド製品とAPI連携が可能

非常に多機能なシステムです。打刻方法は業界最多の16種類。打刻のほか、集計、申請、承認、有給管理、勤怠データ分析、シフト管理、工数管理まで勤怠管理に必要な機能はほぼ網羅されており、海外出張や海外勤務にも対応できます。

外部連携機能も充実しており、20以上のクラウド型製品とAPI連携が可能です。利用料金は1人あたり330円/月(税込)と、機能の豊富さにしてはリーズナブルで、利用した人数分の料金を月額で支払うシステムなので無駄がありません。

万が一、このKING OF TIMEでできないことがあれば、自社の勤怠管理ルールをKING OF TIMEに合わせて見直すほうが合理的かもしれません。それぐらい完成度の高いシステムです。

【導入企業のポジティブな評価】

出退勤記録の自動化で勤怠管理にかかる工数が減り、他の業務に時間を割り当てることができるようになりました外部連携もスムーズです。

さらに、有給管理の自由度が高く、独自の休暇制度も設定できるので、新型コロナウイルス禍で設けた特別休暇にも対応できました。

シフト制の勤務でも一から細かく作成可能で、自社独自のシフトに合わせられました。上長の許可がないと残業できないように設定できます。残業管理もしやすいです。

(クリニック・保育園運営/30人規模)

操作性が非常に優れています。勤怠管理システムは大体どれも使いやすくできていると思いますが、その中でもKING OF TIMEは特に使いやすいと感じます。UIがわかりやすいので、従業員が問題なく使えていて管理者側としても楽です

管理画面も日次、週次、月次で見ることができ、労働時間も一目でわかります。二重打刻や打刻もれがあっても申請者側からすぐに報告できる「申請者ファースト」な点も気に入っています。

(アパレル関連・人事総務担当/150人規模)

【導入企業のネガティブな評価】

カスタマーサポートを利用できるのはシステム管理者のみです。使い方で困っている従業員が直接カスタマーサポートに質問や相談ができないので不便です。

(クリニック、保育園の運営/30人規模)

専任の導入担当者がいないので、数十時間かかる初期設定を自分一人でやったのが大変でした。前のシステムからのデータ移行にとても時間がかかりました。

(金融、HRサービス・労務担当/350人規模)

既存の勤怠管理システムをクラウド型に切り替えたい企業におすすめ②|工数管理も可能な「ジョブカン勤怠管理」

ジョブカン勤怠キャプチャ
出典:「ジョブカン 勤怠管理」公式サイト https://jobcan.ne.jp/
ジョブカン勤怠管理
公式サイト https://jobcan.ne.jp/
提供企業 株式会社DONUTS

【製品情報】

プラン料金(月額)220円〜/人
無料プラン
初期費用無料
人数制限なし
対応勤務形態フレックスタイム/裁量労働/シフト制/管理監督者
直行直帰(みなし)「直帰」が不可
アラート機能
打刻漏れ等通知機能
打刻漏れ等通知機能(管理者)
時刻まるめ方法1,5,10,15,30,60分(グループごと)
承認フロー設定◯(ANDもORも可能/5段階)
スマホ打刻(GPS)
スマホ申請◯(ブラウザで可能)
スマホ承認◯(ブラウザで可能)
休暇申請
残業申請
※料金は全て税込

◆専門家に聞いたジョブカン勤怠管理の特徴

  • 機能性はKING OF TIMEと同じくらい高い
  • 機能を増やすと費用がかさむ

機能的にはKING OF TIMEと決定的な差はなく、クラウド型システムへの移行を考えている企業には有力な選択肢の一つです。ただ、ジョブカンの場合は機能を増やすと費用がかさむので要注意です。

例えば、出勤管理、シフト管理、休暇・申請管理、工数管理を全て利用すると1人あたり税込で550円/月となり、KING OF TIMEより高額になります。自社の予算と突き合わせて、どこまで利用するかをあらかじめ決めておきましょう。

【導入企業のポジティブな評価】

勤怠管理時間の集計や有給管理がシステム上で行えるようになり、勤怠管理の工数が約20%削減できました。手作業によるミスも減りましたね。設定項目のカスタマイズ性も高いと思います。

(ITコンサルティング/300人規模)

【導入企業のネガティブな評価】

他のジョブカンシリーズ製品との連携があまりよくありません。連携できるのが、氏名、入社日、メールアドレスくらいで、基本給や退職者の情報などは結局手で入力する必要があります。

(ITコンサルティング/300人規模)

この記事では、ジョブカン勤怠管理のサービス紹介資料に加え、「編集部独自調査!勤怠管理システム15製品比較表」もセットで無料ダウンロードが可能です。製品比較や、社内へのご提案資料にぜひご活用ください。

ジョブカン勤怠管理サービス紹介資料【独自調査】勤怠管理システム15製品比較表

勤怠管理システムとは?勤怠管理システムの主な機能

勤怠管理システムとはどのようなシステムで、おもな機能は何になるのでしょうか?詳しく解説していきます。

勤怠管理システムとは?

勤怠管理システムは、従業員の出退勤時刻や休暇申請、残業時間など従業員の勤怠情報を管理するシステムのことです。

勤怠管理システムは、働き方改革による法改正に対応している製品が多く、テレワークや在宅勤務など多様な勤務形態でも勤怠管理が可能です。

また、勤怠管理システムには、クラウド型やオンプレミス型があります。

とくにクラウド型の勤怠管理システムはソフトウェアのインストールが不要で導入が簡単なので、近年導入する企業が増えています。

勤怠管理システムの主な機能

勤怠管理システムの機能は、従業員が使う機能と管理者が使う機能があり、自社が必要な機能を備えた製品を選ぶことが大切です。

【勤怠管理システム機能(従業員が使う機能)】

  • 打刻機能(パソコンやスマホ、生体認証、ICカード、GPS)
  • 申請承認機能(残業、休暇、休日出勤、打刻修正)

最近の勤怠管理システムは、生体認証打刻やGPS打刻などさまざまな打刻方法に対応したシステムが多いので、自社に合った打刻方法を選ぶことができます。

また、休暇申請や打刻修正申請などをスマートフォンからあげられるシステムもあるので、場所にとらわれず各種申請をおこなうことができます。

【勤怠管理システム機能(管理者が使う機能)】

  • 集計機能(労働時間の自動集計、まるめ設定、自動休憩設定、締め機能)
  • 出力機能(Excel、CSV、PDF)
  • アラート機能(労働時間超過、残業時間超過、出退勤打刻漏れ)
  • 連携機能(給料計算ソフト、人事管理システム、会計ソフト)

一方で、管理者が使うおもな機能はこちらです。

集計機能、出力機能など基本的な機能はもちろん、アラート機能がついているシステムもあります。残業時間が多い従業員や有休消化ができていない従業員にアラートを送ることができるので、法律に沿った勤怠管理をおこなうことが容易になります。

また、給与計算ソフトなどと連携することで、勤怠情報と給与計算を簡単に紐づけることができるので、給与計算の効率化にも繋がります。

編集部ピックアップの勤怠管理システム11選

次に、杉野さんおすすめ製品以外で、さまざまな規模・業種で導入されている11製品を編集部がピックアップしました。

プラン料金、搭載されている機能、特徴などを杉野さんの選び方をもとに製品ごとに紹介していきます。

勤怠管理システムのおすすめ企業ステージ2

【製品比較表】

  向いているフェーズ 向いている企業規模 初期費用 プラン料金(月額)
勤労の獅子 ステージ0 100~500人 要問合せ 110円〜/人
スマレジ・タイムカード ステージ0 100~500人 無料 0円~
ICタイムリコーダー ステージ1 50~300人 無料 165円/人
CLOUZA ステージ1 500人未満 無料 220円/人
kincone ステージ1 300人未満 無料 220円/人
AKASHI ステージ1 1000人未満 無料 220円~/人
バイバイ タイムカード ステージ2 1000人以上 要問合せ 要問合せ
MINAGINE 勤怠管理システム ステージ2 30~1000人 無料 3万円〜
Touch On Time ステージ2 1000人未満 無料 330円/人
jinjer勤怠 ステージ2 全企業規模 要問合せ 440円〜/人
TeamSpirit ステージ2 全企業規模 16万5000円 660円~/人

※料金は全て税込み

【ステージ0】勤怠管理のルールが確立できていない企業はこちら
【ステージ1】紙やエクセルで勤怠管理を行っている企業はこちら
【ステージ2】既存の勤怠管理システムをクラウド型に切り替えたい企業はこちら

ステージ0 勤怠管理のルールが確立できていない企業

企業独自の勤怠制度にカスタマイズができる「勤労の獅子」

「勤労の獅子」キャプチャ
出典:「勤労の獅子」公式サイト https://kinrou44.jp/
勤労の獅子
公式サイト  https://kinrou44.jp/
提供企業 エス・エー・エス株式会社

【製品情報】

初期費用要問合せ
プラン料金(月額)110円〜/人
人数制限なし
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能
シフト管理機能
工数管理機能
休暇管理機能
※料金は全て税込

【勤労の獅子の特徴】

  • 柔軟な設定が可能で、企業独自の勤怠制度にカスタマイズができる
  • 導入から運用まで、必ず「勤怠コンサルタント」が手厚くサポート
  • 導入後も「サポート窓口」による手厚いサポートが伴走

【勤労の獅子が向いている企業】

特徴を踏まえると、 勤労の獅子が向いているのは以下のような企業と言えます。

  • システム導入にハードルを感じている企業
  • シフトや拠点が多く、勤務体系や就業規則が複雑な企業
  • 細かい設定はプロにお任せしたい企業

この記事では、勤労の獅子のサービス紹介資料に加え、「編集部独自調査!勤怠管理システム15製品比較表」もセットで無料ダウンロードが可能です。製品比較や、社内へのご提案資料にぜひご活用ください。

勤労の獅子サービス紹介資料【独自調査】勤怠管理システム15製品比較表

給与計算機能までカバーしている「スマレジ・タイムカード」

「スマレジ・タイムカード」キャプチャ
出典:「スマレジ・タイムカード」公式サイト https://timecard.smaregi.jp/
スマレジ・タイムカード
公式サイト  https://timecard.smaregi.jp/
提供企業 株式会社スマレジ

【製品情報】

初期費用なし
プラン料金(月額)0円~
人数制限なし
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能△ ※上位プランのみ
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能△ ※ 上位プランのみ
シフト管理機能
工数管理機能△ ※上位プランのみ
休暇管理機能
※料金は全て税込

【スマレジ・タイムカードの特徴】

  • 給与計算ができる製品のなかではかなり安価
  • 専用端末が不要ですぐに導入が可能
  • 高機能クラウドPOSレジ「スマレジ」との連携が可能

【スマレジ・タイムカードが向いている企業】

特徴を踏まえると、 スマレジ・タイムカードが向いているのは以下のような企業と言えます。

  • レジ業務が発生する業種
  • 給与計算や年末調整といった勤怠管理以外の業務も1つのシステムで完結させたい企業

スマレジ・タイムカードはマイナンバー管理や承認申請機能もあるので、バックオフィス業務を一つの製品で完結することが可能です。

ステージ1 紙やエクセルで勤怠管理を行っている企業

低価格が魅力の「ICタイムリコーダー」

ICタイムリコーダー キャプチャ
出典:「ICタイムリコーダー」公式サイト https://web.ic-tr.jp/
ICタイムリコーダー
公式サイト  https://web.ic-tr.jp/
提供企業 株式会社オープントーン
初期費用無料
プラン料金(月額)165円/人
人数制限なし
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能
シフト管理機能
工数管理機能
休暇管理機能
※料金は全て税込

ICタイムリコーダーの特徴

  • 初期費用無料で1人当たりの利用料金が165円(税込)と安価
  • 有料オプション、バージョンアップ費用もないため長く使い続けられる
  • 100人前後の規模の企業におすすめ

ICタイムレコーダーは1プランのみでオプション価格がなく、1人当たり165円(税込)という非常に低価格で一連の勤怠管理機能を有しているのが特徴です。虹彩認証も可能なため、製造業など手動での勤怠管理が難しい企業や、これまで紙やエクセルで勤怠管理を行っていた企業に特におすすめです。

手頃な料金で小規模から利用できる「CLOUZA」

CLOUZAキャプチャ
出典:「CLOUZA」公式サイト https://clouza.jp/
CLOUZA(クラウザ)
公式サイト https://clouza.jp/
提供企業 アマノビジネスソリューションズ株式会社

【製品情報】

初期費用無料
プラン料金(月額)220円/人
人数制限〜500人
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能◯(オプション)
シフト管理機能
工数管理機能
休暇管理機能◯(オプション)
※料金は全て税込

【CLOUZAの特徴】

  • 料金が安い。1人あたり月額220円(税込)で利用可能なので中小企業にもおすすめ
  • 利用人数の上限が500人
  • 休暇管理機能とワークフロー機能は有料オプション

最大2ヶ月間の無料トライアルが利用できる「kincone」

kinconeキャプチャ
出典:「kincone」公式サイト https://www.kincone.com/
kincone(キンコーン)
公式サイト https://www.kincone.com/
提供企業 株式会社ソウルウェア

【製品情報】

初期費用無料
プラン料金(月額)220円/人
人数制限5人〜
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能
シフト管理機能
工数管理機能
休暇管理機能

【kinconeの特徴】

  • Slack、Chatwork、LINE WORKSなどのチャットツールで打刻が可能
  • 最大2ヶ月間の無料トライアルが用意されている
  • 月額料金は1人あたり220円(税込)。5人以上から利用可能

テレワーク機能付き!シフト管理と工数管理もできる「AKASHI」

AKASHIキャプチャ
出典:「AKASHI」公式サイト https://ak4.jp/
AKASHI(アカシ)
公式サイト https://ak4.jp/
提供企業 ソニービズネットワークス株式会社

【製品情報】

初期費用無料
プラン料金(月額)220円〜/人
人数制限10人〜
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能◯(スタンダードプラン以上)
シフト管理機能◯(プレミアムプラン以上)
工数管理機能◯(プレミアムプラン以上)
休暇管理機能

【AKASHIの特徴】

  • 勤怠管理の基本的な機能を網羅している
  • 機能範囲に応じて3つのプランが用意されている
  • 役職や雇用区分ごとに就業ルールを設定できる
  • テレワーク機能によって、従業員の出社・在宅状況を把握できる

ステージ2 既存の勤怠管理システムをクラウド型に切り替えたい企業

大企業での導入率が高い「バイバイ タイムカード」

バイバイタイムカード
出典:「バイバイ タイムカード」公式サイト https://www.byebye-timecard.net/
バイバイ タイムカード
公式サイト https://www.byebye-timecard.net/
提供企業 株式会社ネオレックス

【製品情報】

初期費用要問い合わせ
プラン料金(月額)要問い合わせ
人数制限要問い合わせ
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能
シフト管理機能
工数管理機能
休暇管理機能

【バイバイ タイムカードの特徴】

  • コンサルタントが各種設定のサポートをしてくれる
  • 1000人以上規模の企業でのシェアが高い
  • システム動作のレスポンスが早い

この記事では、バイバイタイムカードのサービス紹介資料に加え、「編集部独自調査!勤怠管理システム15製品比較表」もセットで無料ダウンロードが可能です。製品比較や、社内へのご提案資料にぜひご活用ください。

バイバイタイムカードサービス紹介資料【独自調査】勤怠管理システム15製品比較表

専任コンサルタントが導入をサポート「MINAGINE 勤怠管理システム

MINAGINE 勤怠管理システムキャプチャ
出典:「MINAGINE 勤怠管理システム」公式サイト https://minagine.jp/system/
MINAGINE 勤怠管理システム(ミナジン勤怠管理システム)
公式サイト https://minagine.jp/system/
提供企業 株式会社ミナジン

【製品情報】

初期費用無料
プラン料金(月額)3万円~
人数制限なし(1人から使用可)
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能
シフト管理機能
工数管理機能
休暇管理機能

【MINAGINE 勤怠管理システムの特徴】

  • Windows,MacどちらもPCログの取得が可能
  • 修正前と修正後の打刻記録をどちらも記録しており不正打刻を防ぐことが可能
  • 社歴40年のノウハウを活かし、就業管理など上流の制度設計の相談も可能

【MINAGINE 勤怠管理システムが向いている企業】

特徴を踏まえると、 MINAGINE 勤怠管理システムが向いている企業は以下のような企業だと言えます。

  • 在宅勤務下でPCログを基に勤怠管理がしたい企業
  • IPOを控え体制整備を強化したい企業
  • 過去に勤怠管理システムの導入~運用に失敗した企業

この記事では、MINAGINE 勤怠管理システムのサービス紹介資料に加え、「編集部独自調査!勤怠管理システム15製品比較表」もセットで無料ダウンロードが可能です。製品比較や、社内へのご提案資料にぜひご活用ください。

MINAGINE 勤怠管理システムサービス紹介資料【独自調査】勤怠管理システム15製品比較表

市場シェアはトップクラス※「Touch on Time」

Touch on Timeキャプチャ
出典:「Touch on Time」公式サイト https://www.kintaisystem.com/

※2021年 富士キメラ総研調べ 勤怠管理SaaS市場 利用ID数

Touch on Time(タッチオンタイム)
公式サイト https://www.kintaisystem.com/
提供企業 株式会社デジジャパン

【製品情報】

初期費用無料
プラン料金(月額)330円/人
人数制限なし
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能
シフト管理機能
工数管理機能
休暇管理機能
※料金は全て税込

【Touch on Timeの特徴】

  • 導入企業数は2万8000社以上(※2019年 富士キメラ総研調べ)
  • ワークフロー機能、シフト管理機能、休暇管理機能が備わっている
  • 時差出勤、フレックス制、変形労働制にも対応可能

AIを活用し労働時間を管理できる「jinjer勤怠」

jinjer勤怠キャプチャ
出典:「jinjer勤怠」公式サイト https://hcm-jinjer.com/kintai/
jinjer勤怠(ジンジャー勤怠)
公式サイト https://hcm-jinjer.com/kintai/
提供企業 jinjer株式会社

【製品情報】

初期費用要問い合わせ
プラン料金(月額)440円〜/人
人数制限要問い合わせ
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能
シフト管理機能
工数管理機能
休暇管理機能
※料金は全て税込

【jinjer勤怠の特徴】

  • 予実管理機能によって、労働時間や残業時間の着地予測を従業員ごとに算出できる
  • jinjerシリーズの他製品と連携しやすい
  • 日本語、英語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語に対応

経費精算や社内SNSの機能も備わっている「TeamSpirit」

TeamSpiritキャプチャ
出典:「TeamSpirit」公式サイト https://www.teamspirit.com/ja-jp/
TeamSpirit(チームスピリット)
公式サイト https://www.teamspirit.com/ja-jp/
提供企業 株式会社チームスピリット

【製品情報】

初期費用16万5000円
プラン料金(月額)660円〜/人
人数制限50人〜
スマホ打刻(GPS)機能
ICカード打刻機能
アラート機能
打刻漏れ通知機能
ワークフロー機能
シフト管理機能◯(上位プランのみ)
工数管理機能
休暇管理機能

【TeamSpiritの特徴】

  • 経費精算や社内SNSなどの機能も備わっている
  • 初期費用が16万5000円(月額)かかる
  • 最も安いプランで1人りあたり月額660円(税込)
  • 最低利用人数が50人

\各社勤怠管理システムの資料+15製品の徹底比較表をまとめてダウンロード/

勤怠管理システム比較表

編集部独自調査!

勤怠管理システム15製品の徹底比較

特定の業界に特化した勤怠管理システム

勤怠管理システムのなかには特定の業界に特化した製品があります。その業界に必要な機能を備えていたり、業界特有の就業規則にあわせて設定をカスタマイズしたりすることが可能です。

ここでは「飲食店向け」と「運送業」に特化した勤怠管理システムを紹介していきます。

飲食店におすすめの勤怠管理システム2選

まずは、下記の項目を満たした飲食店向けの3製品を紹介します。

  • シフト管理機能がある
  • ヘルプ等による柔軟なシフト変更に対応できる
  • 飲食業界への導入実績が豊富

外食企業で働く14万人が利用「Fooding Journal」

Fooding Journal キャプチャ
出典:Fooding Journal公式サイト
Fooding Journal
公式サイト http://www.sis-pros.co.jp/fjlp/food/
提供企業 株式会社プロス

外食企業で働くユーザーの意見で作られた、飲食業向け勤怠管理システムです。飲食店にありがちな複雑なシフト体系にも対応可能。また、勤怠管理だけではなくweb給与明細にも対応しているため給与明細管理の業務が圧縮でき、紛失・誤配布のリスクもなくなります。

POSレジシステムの構築も可能「MAIDO SYSTEM」

MAIDO SYSTEM キャプチャ
出典:MAIDO SYSTEM公式サイト
MAIDO SYSTEM
公式サイト https://www.maido-system.net/
提供企業 まいどソリューションズ株式会社

MAIDO SYSTEMは勤怠管理に限らずPOSレジシステムの構築や沿うん駅管理などの機能もオールインワンで備わっています。

単独機能の利用も可能なため、まずは勤怠管理からといった導入方法も可能です。

運送業におすすめの勤怠管理システム2選

次に、運送業に特化した機能を備えた(設計になっている)勤怠管理システムを2製品を紹介します。

勤怠管理から車両管理までこれひとつで!「勤怠ドライバー」

出典:勤怠ドライバー公式サイト
勤怠ドライバー
公式サイト:https://logikin.com/
運営会社:株式会社ロジ勤怠システム

デジタコ連携によりドライバーの勤務データをリアルタイムで可視化することができます。拘束時間、休憩時間、休息時間、運転時間も細かく管理できるため、実態に即した勤怠管理が可能です。

給与計算や車両管理の機能も備わってることも魅力です。

出張や他営業所への移動時間管理も可能「DiSynapse」

DiSynapse キャプチャ
出典: DiSynapse公式サイト
DiSynapse
公式サイトURL:https://www.jyot.co.jp/disynapse/
運営会社:株式会社 情通

運送業向けシステム開発歴30年以上の株式情通が運営している勤怠管理システムです。本人画像付きの勤怠管理のため、なりすましの防止が可能。

シリーズ製品をまとめて導入することでデジタコ連携や車両管理の機能も利用できます。

以上が業界特化型の勤怠管理システムの紹介でした。汎用性の高いシステムと比較して、コストはどれくらい違うのか、求めることはどれくらい実現できるのか確かめたうえで導入を検討してください。

ユーザー満足度×シェアのNo.1は?勤怠管理システムランキング

ここからは編集部が2020年にビジネスパーソン2000人を対象に実施した「経費精算クラウドと勤怠管理クラウド」に関する調査で、ユーザー評価が高かった勤怠管理システムTOP3紹介します。

ユーザーの評価とシェアが高い製品は一定の安心感がありますよね。導入実績が豊富で評判が良いを選びたいという方は、ユーザーの製品評価も紹介するのでぜひ参考にしてください是非参考にしてみてください。

第1位
ジョブカン勤怠管理」
総合評価(4.23)
ユーザー評価(3.66)
メジャー度(4.80)
第2位
KING OF TIME
総合評価(3.97)
ユーザー評価(3.72)
メジャー度(4.21)
第3位
「HRMOS(ハーモス)勤怠(旧IEYASU)」
総合評価(3.91)
ユーザー評価(4.80)
メジャー度(3.03)
※勤怠管理クラウド利用者500人の平均満足度(5段階評価)と、利用者数をポイント化したもの(同)を平均した数字でランキング

「ジョブカン勤怠管理」の導入企業の声

【ポジティブな口コミ】

◆勤怠システムに関しては「手作業を極力減らして欲しい」との意見や要望が尽きなかったので、導入による満足感は高い。何よりの成果は有給休暇等の届出がスムーズになったこと。

◆現場の営業や技術部門から「総じて良いシステム」と評価する声が多く上がっている。

◆打刻忘れがなくなり、労働時間管理に大きく貢献するようになった。初期投資に見合う効果があるか疑問もあったが導入して良かったと思える。操作の慣れは時間が解決するだろう。

◆いろいろな機能がついていて、大変助かっている。不満はない。

「KING OF TIME」の導入企業の声

【ポジティブな口コミ】

◆直感的でわかりやすく操作でき、概ね満足している。有給や残業の申告忘れ、打刻ミスは未だになくなっていない。

◆社員が直接入力しないので、ミスや漏れが減ったのは大変良かった。

◆実に画期的なシステムだ。従来のタイムカードでは月末に事務員さんが、膨大な時間をかけて全社員の勤務時間を計算していた。どれだけ無駄だったのかと皆が口を揃えて言っている

◆出張先からでも部下の勤務状況がわかるようになり非常に便利になった。休日出勤申請/時間外勤務申請/出張申請/有給休暇申請など、予定を把握することができるのでスタッフの割り振りが外からでもできるようになり、導入してもらってすべてが良かった。

 ◆毎日「入力している」という実感はないので、不足も不満もない。

HRMOS(ハーモス)勤怠(旧IEYASU)」の導入企業の声

【ポジティブな口コミ】

◆直感的でわかりやすく操作でき、概ね満足している。有給や残業の申告忘れ、打刻ミスは未だになくなっていない。

◆社員が直接入力しないので、ミスや漏れが減ったのは大変良かった。

◆実に画期的なシステムだ。従来のタイムカードでは月末に事務員さんが、膨大な時間をかけて全社員の勤務時間を計算していた。どれだけ無駄だったのかと皆が口を揃えて言っている

◆出張先からでも部下の勤務状況がわかるようになり非常に便利になった。休日出勤申請/時間外勤務申請/出張申請/有給休暇申請など、予定を把握することができるのでスタッフの割り振りが外からでもできるようになり、導入してもらってすべてが良かった。

 ◆毎日「入力している」という実感はないので、不足も不満もない。

トップ3以降のランキングも見たい人は以下の記事も参考にしてください。

専門家インタビュー 勤怠管理システム(クラウド型)の失敗しない選び方とは

勤怠管理システムを導入してはみたものの、

操作が複雑で従業員が扱えない」 「自社の従来の勤怠管理方法とシステムの機能がかみ合わない」 「想定していたデータ処理がうまくできない

などの理由で、うまく機能しない恐れもあります。

そういった事態を避けるためにはどのような視点で製品を選ぶべきでしょうか? 

杉野さんに勤怠管理システムの選び方について、詳しく伺いました。

【この記事に登場する有識者】
株式会社TECO Design 代表取締役社長
杉野 愼さん

岡山県笠岡市出身。広島大学大学院工学研究科修士課程修了。医療系IT上場ベンチャー企業、大手社会保険労務士事務所などを経て、2019年に株式会社TECO Designを設立。 医療系IT企業ではテレアポから営業トークまで各種の営業手法を徹底的に分析したアプローチを取り入れてトップセールスを継続達成。社労士事務所では担当企業のIPO、M&Aなどにも関わりつつ、IT推進室室長としてIT化推進などに注力した。

株式会社TECO Designでは、勤怠管理や給与計算などのクラウドシステムの他、データベースの導入や移行、バックオフィスの業務設計などを手掛ける。これまでにシステム導入を支援した企業は200社以上。クラウドサービスの比較、検討、ショールームの予約などができる、オウンドメディア「クラウドステーション」も運営。

自社の勤怠管理状況がどのステージかで、製品の選び方は変わる

──勤怠管理システムはどのような点に気をつけて選ぶとよいのでしょうか?

最も大切なのは「自社の勤怠管理がどのような状態か」を把握したうえで検討することです。道具は使う人の体格や技量に合わせて選ぶものですし、その道具に合った使いこなしを身につけていく姿勢も必要です。デジタルツールでもそれは同じです。

まずは、自社が次に紹介するステップのどの各段階にあるかを確認しましょう。

次に、自社の勤怠管理の現況を3つのステージに分けて、ステージごとに重点ポイントを紹介したいと思います。

【勤怠管理のステージ】

  • ステージ0:勤怠管理のルールが確立できていない企業
  • ステージ1:紙やエクセルで勤怠管理を行っている企業
  • ステージ2:既存の勤怠管理システムをクラウド型に切り替えたい企業

ステージ0: 勤怠管理のルールが確立できていない企業

勤怠管理のルールが確立できていない企業が製品を選ぶポイント

ステージ0は明確な勤怠管理の仕組みができておらず、勤怠ルールが社内に浸透していないような状況の企業が該当します。

この場合はまず、確実に記録すること」「デジタルツールに慣れることが最初の目標です。社内ルールを整えることと、確実に記録すること、ツールに慣れることを同時進行で進めていくとよいでしょう。

2019年の労働安全衛生法改正で、労働時間を客観的に把握しておくことが義務づけられています。ステージ0の企業にとっては、勤怠管理システムの導入が勤務環境の是正を図る絶好のチャンスにもなるでしょう。

最初に、「勤怠管理のステップ」のどの段階まで実行したいかを明確にしておくことが大切です。「打刻と集計ができればOK」なら、シンプルな機能の製品を選びましょう。無料で利用できる製品もあり、費用が抑えられます。

ステージ0で注意したいのは、多機能過ぎる製品を選ばないことです。機能を持て余すと利用料が無駄になります。自社のビジネスモデルや目的から、勤怠管理システムで実現する範囲はどこまでかを決めておき、無理にすべてをやろうとしないことが重要です。勤怠管理の環境を整えつつ、徐々に機能面のステップアップを図るのが現実的な進め方です。

ステージ1:紙やエクセルで勤怠管理を行っている企業

紙やエクセルで勤怠管理を行っている企業が製品を選ぶポイント

ステージ1の対象は、紙の用紙やExcelシート、スプレッドシートなどに手入力して勤怠管理を行っている状況の会社です。

デジタル化しようとするときに起きがちなトラブルは、従来の管理方法にシステムを合わせようとして混乱するというケースです。システムに求める作業と、システムに備わっている機能を照らし合わせながら製品を検討してください。システムの仕様に合わせて、勤怠管理の仕組みを部分的に変えていくという柔軟な考え方もときとして必要になるでしょう。

従業員と管理者がともに迷わないですむように、日々の勤怠集計や申請・承認のワークフローの設定が簡単な製品を選ぶのがポイントです。

今までのやり方を変え、システム上で勤怠管理を行うとなると、管理者にも従業員にも戸惑いが生じるのが普通です。デジタルツールに対して苦手意識を持つ人や、そもそも勤怠ルール自体をよく理解していない人もいると想定しておきましょう。

ユーザーインターフェースや直感的な使いやすさ、扱いやすさを最優先にして製品選びをするのが得策です。

ステージ2:既存の勤怠管理システムをクラウド型に切り替えたい企業

既存の勤怠管理システムをクラウド型に切り替えたい企業の製品の選び方のポイント

ステージ2に該当するのはパッケージ型や自社開発のオンプレミス型システムなどを運用中の会社で、法令や勤務実態の変化に適応できなかったり、メンテナンスに時間がかかったりなどの理由でクラウド型への移行を検討しているケースです。

このステージでは既存システムの不備や、管理上の課題を解決したいという目的がはっきりしている場合が多いので、機能性で製品を比較するとよいでしょう。

製品を選定する前に準備しておくべきことが2点あります。

(1)既存システムでは何が不十分なのかを明確にする

「どのような使いにくさがあるのか」「どの部分に管理上の限界があるのか」といった、既存システムに対する不満点を明確にしておくことが大切です。

「法改正にともない3ヶ月単位のフレックスタイム制を採用することになったが、既存の自社システムでは対応できない」とか、「有給5日間の取得が義務化されたが、残日数などの管理ができない」などの理由が挙がってくるでしょう。

(2)妥協できる点を決める

いくら機能性に優れた製品でも、実装できない機能があるものです。クラウド型のシステムは、ある程度汎用的に作られているので、細かい部分までフィットさせるという点ではオンプレミス型に劣ります。

カスタマイズの限界をどこまでなら許容できるのか、新しく取り入れるシステムに既存の仕組みをどこまで合わせられるのか、妥協点を探し出していく作業も必要です。

専門家インタビュー 勤怠管理システムを導入すべき理由とメリット

勤怠管理システムは従業員の出勤時刻や退勤時刻、休暇の取得状況、シフト状況などの管理を支援するシステムです。改めて、勤怠管理システムを導入すべき理由について杉野さんにお話をうかがいました。

──勤怠管理システムを導入するメリットを教えてください。

今、「勤怠管理システムを導入したらどうだろうか」と考えているなら、逆に「導入しないほうがいい理由」を探してみるといいかもしれません。おそらく、導入を退けるほどの合理的な理由は見当たらないと思います。

勤怠管理システムを導入するメリットとしては次の3点が挙げられます。

【勤怠管理システムを導入する3つのメリット】

  1. 勤怠管理を効率化し、リソースをコア業務に注力できる
  2. 働き方改革や法改正に応じた勤怠管理ができる
  3. 利用料金以上の費用を削減できる

順を追って説明します。

導入メリット1 勤怠管理を効率化し、リソースをコア業務に注力できる

勤怠管理システムメリット1キャプチャ

勤怠管理は重要な労務作業の一つには違いありませんが、直接売り上げを左右するものではありません。勤怠管理は誰が手掛けても得られる結果は同じで構わない。むしろ、扱う担当者によって結果に変動があっては困る性質のものです。

つまり、一定のルールに従って、数値が正確であることが求められる作業ですから、コンピューターシステムに任せたほうが効率的です。

こうして作業の省力化・効率化によって生まれる時間を、社のコア業務に使えば生産性の向上につながるでしょう。もちろん、社員の労働時間、残業時間、有給消化率など勤怠管理システムを運用して得られる各種のデータを業務環境の改善に役立てられるのも魅力です。

単に担当者の業務を軽減するだけではなく、勤怠管理を通して組織全体の最適化に貢献できるところに勤怠管理システムの本質があります。

導入メリット2 働き方改革や法改正に応じた勤怠管理ができる

勤怠管理システムメリット2キャプチャ

企業には法令に基づいて、従業員の勤務時間を適切に管理する責務があります。

昨今の「働き方改革」の推進で勤怠管理に関わる法律も相次いで改正されています。ご存じの通り、2019年の労働基準法改正ではいわゆる「36(サブロク)協定」に関する時間外労働の上限が法律で規定され、違反した場合には「6ヶ月以下の懲役また30万円以下の罰金」が科せられることになりました。つまり、以前と比べてはるかに徹底した勤怠管理が求められるようになったのです。

こうした法改正があるたびに、勤怠管理システムの見直しが必要です。見直し作業は本来とても手がかかるもので、パッケージ型のソフトウェアやオンプレミス型システムで運用しているなら、自社でソフトウェアのバージョンアップや再設定などを行わなければなりません。

しかし、クラウド型の勤怠管理システムなら、改正法の施行に合わせてサービス提供会社がシステムをバージョンアップするので、自社で見直す手間がかかりません。もちろん、現行の「36協定」にも大半のクラウド型勤怠管理システムは対応済みです。

別の視点で考えると、クラウド型勤怠管理システムを使えば、自社の勤務状況が法的に適正かどうかのチェックができるというわけです。

勤怠管理システムを導入しておくと採用業務でもメリットがあります。面接などで「平均残業時間は〇時間」「有給取得率は〇%」と明確な数値を提示できれば、応募者からの信頼獲得にもつながるでしょう。

導入メリット3 利用料金以上の費用を削減できる

勤怠管理システムメリット3キャプチャ

──「勤怠管理システムの導入は魅力的だが、費用はどのくらいかかるのか」「売り上げに直接つながらない勤怠管理業務にあまり費用をかけたくない」という声もあります。コスト面で導入のメリットはあるのでしょうか?

もちろん、「あまり費用をかけたくない」と考えるのは当然です。ここで、紙に記入したりExcelシートに手動で入力したりというアナログ的な勤怠管理と、システムを運用した場合とでかかる費用を比較してみましょう。

仮に従業員数100人の会社で、従業員1人あたりの時給を1500円、従業員が勤怠管理に費やす1ヶ月の作業時間を1人あたり15分としましょう。

人件費には従業員に支払う給与に加え、各種手当、賞与、社会保険料の会社負担分や福利厚生費などがほぼ給与の額と同じぐらい発生します。例えば時給1500円ならその倍に当たる1時間3000円のコストが発生するといわれています。

一方、クラウド型の勤怠管理システムですが、初期費用が無料で「単価×人数分」の月額料金が設定されているケースが多いです。利用単価は数百円程度。仮に、1人あたり月額330円のシステムを利用した場合で比較すると、勤怠管理にかかる1ヶ月の費用は以下のようになります。

システムなし (従業員100人×0.25h)×時給1500円×2倍=7万5000円
システムあり 従業員100人×1人あたり利用料330円=3万3000円

この試算では、システム導入でコストが半額以下に抑えられるということになります。

もちろん、システムの導入で勤怠管理にかかる人件費が「ゼロ」にはならないでしょうが、データの転記や突き合わせ、集計、印刷などにかかる時間と労力が大幅に省かれるのは確実です。

会社の業態や部署数、業務フローなどにもよりますが、勤怠管理に費やす人件費や時間をトータルで考慮すると、月額利用料を支払ってでもシステムを利用した方が、結果的に費用の削減になる場合がほとんどです。コストダウンを目指すなら、勤怠管理システムを導入しないという選択はほぼありえないと考えてよいでしょう。

まとめ

「勤怠管理」は売り上げなどに直接つながるものではありませんが、従業員の生活にかかわる重要な業務です。業務の属人化や集計ミスなどを防ぐという意味でも、勤怠管理はクラウド上のシステムで行うのがスタンダードになりつつあります。

ぜひ、この記事を参考に、企業の実情に応じて適切なシステムを選び出してみてください。なお、今回紹介した製品は全て無料でトライアルが可能で、管理者や従業員が使いこなせるか、自社に必要な機能が備わっているかなどを確認できます。ぜひ無料トライアルも活用しましょう。

【杉野さんコメント】

クラウドステーションでは無料で各製品のデモ体験ができます!

目的・業種別 勤怠管理システムの関連記事一覧

勤怠管理システムの関連記事を目的別、業種別にまとめてあります。

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【目的別】

無料で勤怠管理システムを使いたい小規模企業におすすめの勤怠管理システムを知りたい
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【業種別】

製造業向けの勤怠管理システムを知りたい運送業向けの勤怠管理システムを知りたい

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